2014年12月22日

ハイレゾに高まる音楽業界の期待

朝日新聞2014年12月22日朝刊(大阪本社発行分)

今朝の朝日新聞が「ハイレゾに業界期待」という記事を載せていた。これまで何回か書いたが、私がアップルのスマートフォンiPhoneからソニーのXperiaZ3に乗り換えたのはハイレゾ音源に対応しているからだ。電子版のみの記事である「小室哲哉さんが語るハイレゾ『スタジオを再現できる』」が興味深い。
これまで音楽市場は、何千曲も音楽プレーヤーに詰め込んで持ち運びできることを人に薦めてきた。それなのに、ハイレゾになって1曲あたりの容量が爆発的に増えたことで、100曲しか持ち運べなくなる。それまでの流れと矛盾していますよね。いくら「音質が飛躍的に向上した」と、いいことばかり言っても、結局大容量の音楽データを蓄積する環境も改善されないと意味がないですね。
まさにその通り。この現象の発端はアップルのiPodにある。ウォルター・アイザック著『スティーブ・ジョブス』によると、iPodのコンセプトは「1000曲を持ち歩く」ことだった。圧縮ファイルであるMP3のプレーヤーiPodに携帯電話機能を加えたのがiPhoneだった。だからアップルは今後ハイレゾ音源を無視続けるに違いないと思う。しかし時代は変わる。ホンモノの音を希求するなら、ハイレゾ音源は求めらるべきして生まれたものに違いないだろう。音源は小室哲哉氏が指摘しているように、将来的にはクラウド化が望ましいが、現段階ではSDカードを複数用意して対応するしかないだろう。そう意味でははSDカードスロットを備えたソニーのスマートフォンXperiaZ3に乗り換えたのは正解だったと思っている。

朝日新聞デジタル  小室哲哉さんが語るハイレゾ「スタジオを再現できる」

2 件のコメント:

  1. ハイレゾは、写真でいえば中判フィルム、大判フィルムみたいなもので、CDが35mm判みたいなもの。うれしい技術ではありますが、市場で消費者が選択するかといえばちょっと疑問ですね。今、大半の消費者はCD以下の音質で満足してるわけですから。

    返信削除
    返信
    1. リンク先の朝日新聞のインタビューで小室哲哉さんが「オーケストラになるとより顕著です。MP3とハイレゾだとダイナミックレンジが全然違う。だからクラシックの人こそ、今のこの低音質時代はかわいそうだなと思う」と述べていますが、演奏家は気づいていても、多くの人たちが「いい音」を知らないんじゃないでしょうか。カギはスマートフォンにあるんですが、現段階ではiPhoneがハイレゾ対応になるとは考えられません。要はスペックよりブランド力というのが今のユーザーの特質だと想像しています。従って仰せの通り、ハイレゾがいかに優れていても、普及に対しては不透明だと私も感じています。

      削除