2011年5月15日

葵祭をゾーンプレートカメラで撮る

斎王代の金井志帆さん

女人列の童女(わらわめ) 下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町) Nikon D80 + Zoneplate

今日5月15日は葵祭の日。祇園祭、時代祭と合わせて、京都三大祭のひとつだが、さらに鞍馬の火祭を加えて四大祭として欲しいところだ。いずれにしても私はこの葵祭が好きだ。青もみじ、新緑の風が心地よい季節ということもその大きな理由かもしれない。毎年観てることもあって、午前の行列は省いて、昼過ぎに下鴨神社(正式には賀茂御祖神社)に出かけた。持参したカメラは富士X100とゾーンプレートを付けたニコンD80の2台と軽装備。足首の骨折が完治したとはいえず、若干の後遺症があり、飛び回ることができないからだ。京都御所を出発した行列の人々は、神事の間ここで休憩になる。神事を撮らないカメラマンもここで休憩となるが、私はここでキャンディッドするのが好きだ。さて撮影だが、X100で最初は撮っていたのだが、途中でゾーンプレートに切り替えた。平安装束の典雅な重ね色に、軟焦点が相乗すると思ったからだ。ゾーンプレートはピンホールと比べると、絞り値が大きいので手持ちでも撮れる。私のゾーンプレートは約f90で、感度をISO800にセットすると、太陽光線下で1/20~1/25秒のシャッターを切ることができる。

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