2015年6月6日

古い接写リングで紫陽花を接写する

紫陽花
本法寺(京都市上京区小川通寺之内上る)Nikon D80 Nikkor 50mm f/1.4D + PK-12

外出の際は富士フイルムのコンパクトデジカメX100とハモニカが入った英国製の鱒釣り用バッグが普段のお伴である。レンズは23mm(135換算35mm)単焦点だが、特にズームレンズの必要を感じたことはない。遠景で構図として貧弱な場合は諦めて撮らない。このカメラの特長は、レンズ先端から被写体まで10cmという最短撮影距離で撮影できるので、小さな花などを大きくクローズアップするマクロ撮影ができることだ。おおむねこの方法で花のクローズアップ写真を撮ってきたが、フィルム時代を思い出し、Nikon D80 Nikkor 50mm f/1.4D + PK-12 という組み合わせで撮ったのがこの写真である。PK-12というのはレンズの繰り出しを14mm伸ばす接写用リング。カメラも2006年発売と古いものなので、フォーカスも露出も手動なのがちょっと不便ではある。しかしそれ故に雰囲気がある写真が撮れたような気がしないわけでもない。

0 件のコメント: