2015年6月21日

京都四条通歩道拡幅工事の無理

四条通
幅が違う歩道(京都市下京区四条通寺東入る)

京都を代表する商店街、四条通りの烏丸通から川端通までの歩道を広げると知ったとき「なかなかやるな」と感心したものである。何しろ往復4車線の車道を2車線に減らし、3.5メートルの歩道を2倍近い6.5メートルに拡幅するというのだから、快挙といってよいだろう。しかもクルマ優先社会を見直し、歩くことを中心に公共交通を整えるというコンセプトも素晴らしい。大いに期待したのだが、実際に工事が始まってから、おや?と戸惑っている。改めてプランを見直してみたところ、歩道幅は場所によって増減すると書いてある。写真でお分かりのようにタクシー乗り場と、沿道アクセススペースが設けられ、その部分は歩道が狭くなっている。

後者は四条通に用事がある人のために,車を一時的に停車できるスペースを15箇所(32台分)設置されるという。すでに出来上がったスペースを見ると、歩道が砂時計のくびれのように狭くなり、折角の拡幅が台無しになっている感は拭えない。タクシー停車と商店の荷物の積み下ろしスペースは必須で、一体どうするのかと思っていたが、妙案はないらしい。往復6車線を4車線にするならともかく、往復2車線というのはどうやら無理なような気がする。かつて四条通に路面電車を復活し、クルマの乗り入れを制限するというプランがあったが、いつの間にか霧散、夢のまた夢になってしまったようだ。

2 件のコメント:

  1. 一昨年京都旅行をしたときは、四条寺町の付近をよく歩きました。電器店はひとつしか見えなかった細い寺町通には看板職人の作業場などがあり、少しお邪魔をしてお話を聞いてきましが(写真撮影は頑固に断わられました)、他国には見ない風景です。四条通りは広くて大型店舗が並んでいますが、河原の上から見渡す風景など、あれは地元の人には何ともないのでしょうが、あそこから車がなくなって、牛車のようなデザインとはいいませんが、路面電車になったら魅力は一段と増すでしょうね。

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  2. イスタンブルのイスクラル通の路面電車復元されたものです。幸い古い車両と線路が残っていたからできたんですね。京都は市電の車体を売ってしまったので復元は無理ですが、新しいトラムを導入したらどうかと思います。なお市電廃止はクルマ優先の元に、市議会が抜け駆けで採決したとのことです。一番反対したのは、京都に住む外国人だったそうです。

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