ルイス・ハイン「採炭労働の少年たち」(ペンシルバニア州サウスピッツバーク)1911年1月
フェイスブックに「カメラワークス」というページを作っているが、最近、ルイス・ハイン(1874-1940)の紡績工場で働く少女の写真をシェアした。写真を所蔵しているのは米国議会図書館(LOC)だが、その際に児童労働の実態を写した写真5000点以上をアーカイブしているサイト「ルイス・ハインの写真」を知った。ハインは1908年から1924年にかけ、全国児童労働委員会(NCLC)の調査写真家として働いたが、その写真が米国の児童労働法の改変に寄与した。今見ても写真としての品位が高いが、彼は写真による社会改革者であった。彼の業績は米国議会図書館のサイトで閲覧できるが、これをまとめたこのサイトのほうが全貌を窺い易いと思う。ひとコマひとコマずつブラウズしてゆくと「写真の力」を痛感する。
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