Asheville Mountain Music Festival, August 1938
Courtesy of the North Carolina Department of Archives and History
5年ほど前になるだろうか、Flickr で上掲のような写真が目に止まった。アパラチア山系の伝承音楽に慣れ親しんできたが、この写真を見るのは初めてだった。このタイプの古写真は複写を繰り返すせいか不鮮明なものが多いが、鮮明でオリジナルプリントからのスキャンと想像される。そこで是非自分のウェブページに掲載したいと投稿者に尋ねたところ、ノースカロライナ州アーカイブと歴史局のクレジットを付記すれば良いという返事があった。先日Facebookにアメリカンルーツ音楽のページを作った話を書いたが、古写真のアルバムにこの写真を転載したところ、バンジョーを持ってるのはサマンサ・バムガーナーじゃないかというコメントがあった。
Samantha Bumgarnerさっそくウェブ検索してみると「西ノースカロライナ史で最も魅惑的な10人の女性」というページにたどり着いた。小さな写真を見ると、例の古写真と同時に撮られた写真ということが分かる。1878年生まれ、1960年に他界したという。1924年に女性として初めてカントリー音楽の商業レコードに足跡を残した人なのである。ノースカロライナの人たちに限らず、アメリカンルーツ音楽ファン有名な女性らしい。この分野に関しては少しばかりの知識をを有してると自負していたが、恥ずかしい限りである。そして気になり始めたのが左のフィドラーのことであることは言うまでもない。
1878-1960
On a trip to New York City in 1924, banjo player "Aunt" Samantha Bumgarner of Jackson County became the first female country music artist in the nation to have her music recorded. Her father discouraged her from the fiddle, the "devil’s box," so Bumgarner picked up a banjo as a teen and played until a year before her death at age 82. At a 1935 folk music revival in Asheville, a young Pete Seeger caught a Samantha show and said of it, "I lost my heart to the old-fashioned, five-string banjo played mountain-style." Pam Meister of Western Carolina University’s Mountain Heritage Center curated an exhibit, Women’s Work: Stories from the Appalachian Women’s Museum, which features Bumgarner and runs through June. (Photo courtesy of Special Collections at the Hunter Library at Western Carolina University)
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