2016年2月28日

内なる性善説を揺るがすマルウェア

注意:こんなメッセージが出たら無視しましょう

外出先でスマートフォンを操作していたら、ご覧のような画面になった。4分28秒後に携帯電話が重大な損傷をを受けるという警告。しかし5分たっても何事も起きない。これは悪質なマルウェア、うっかり指示通りの手順にしたがttら、とんでもない目に会うだろう。デスクトップ機では稀にこのようなメッセージが現れた経験があるが、スマートフォンでは初めて、思わずスクリーンキャプチャーをした。脅しにつられて危険な地雷を踏んでしまう人もいるかもしれない。このような現実を目の当たりにすると、内なる性善説が揺らいでしまう。

2016年2月26日

ちょっぴり前進したPCオーディオ装置

パソコンラックに乗ったレコードプレーヤーとアンプ

パソコンラックの上にレコードプレーヤーを置いたのは昨年の春だった。これはLPレコードのアナログ音源をデジタル化するためだった。ただUSB接続しているものの、PC用のアンプ内蔵アクティブスピーカーで聴いてきた。もっとも本格的に音源をチェックする場合は、光ケーブルで繋いだオーディオアンプに出力している。しかしPCは音楽専門機ではないので、日常的にはアクティブスピーカーに頼ってきたが、これがちょっと物足りなくなった。そこでデノンの小型スピーカーSC-A11SGとプリメインアンプPMA-390REを購入、セットアップした。決して大きいとは言い難いパソコンラックに乗せたわけだが、アンプの発熱がプレーヤーに悪影響を与えないかちょっと心配だったが、どうやら大丈夫のようだ。これでYouTubeやSoundCloudなどのサイト、そして世界には星の数ほどのインタネットラジオ局の音楽を楽しみ、しかもLPレコードのアナログ音源をデジタル化することが可能になった。
最近はいきなりデジタルデータを取り出せるレコードプレーヤーも市販されるようになったが、すでに持ってるプレーヤーを使って変換できたほうが選択肢が多いと思う。私の場合はそれを可能にしているのがオンキョーのUSBデジタルオーディオプロセッサーSE-U55SXIIである。ただしこの製品は現在は製造中止になっている。ところでオーディオは懲りだすと魔の世界である。例えばS/N比(信号対雑音比)といった数字が気になり始めると際限なく高級機が欲しくなってくる。要するに金食い虫の趣味である。購入したアンプはコストパフォーマンスが高いロングセラーの人気機種。実勢価格3万円弱だけど、30万円のそれと聴き分ける音感を幸いなことに私は持ちあわせていないようだ。

2016年2月25日

井上章一『京都ぎらい』を読む

大垣書店(京都市下京区烏丸通七条下る)

書店を覗いたら「新書大賞第1位」と朱書きされたカバーがついた、井上章一さんの著書『京都ぎらい』(朝日新書)が平積みされていた。昨年の秋に出版されて以来、気になってなっていたのだが、10万部突破のベストセラーだという。30年ほど前、木屋町の居酒屋で一緒によくお酒を飲んだし、懐かしいので買って帰った。映画などと同様、これから読もうとして人に対し、内容を詳述するのは避けたい。だた帯ならぬカバーに書かれている「ええか君、嵯峨は京都とちがうんやで…」には触れていいだろう。井上さんは嵯峨に生まれ、宇治に住んでいる。東京から見れば立派な「京都人」だが、そうではないという。建築を学んだ井上さんは、下京区綾小路通新町西るにある杉本家住宅を1977年に訪ねた。私も博物館になる前に訪問した記憶がある、300年近く続いた商家だ。当主であった故杉本秀太郎氏に「君、どこの子や」と尋ねられた。嵯峨からだと告げると、お百姓さんが「うちへよう肥をくみにきてくれたんや」という答えが返ってきたという。つまり嵯峨は田舎で洛中でないはないという含み、揶揄が籠ったものだったというのである。つまり洛中のすぐ周辺の嵯峨にに生まれ、すぐ周辺に宇治に住む洛外人が綴った、洛中に住む京都人の「中華思想」に対する挑戦状に本書はなっている。つまり上方落語の「京のぶぶ漬け」に象徴される京都への揶揄とは距離感がちょっと違う。私は現在、京都市北区、いわば洛外に住んでいるが、1983年から2年ほど妻の実家に同居した。中京区の真ん中で、すでに他界していた義父は手描き友禅の下絵師だった。その頃、健在だった義母は和服関係の仕事していたが、祇園祭で知られる鉾町に生まれ育ったことが誇りの人だった。私は関東育ちだから井上さんより遥かな洛外人であったわけだが、古い京町家に住んで嫌な経験をした覚えがない。上野千鶴子さんが何かに「よそ者として付き合えば京都は住みやすい」書いていたような記憶がある。よそ者がなまじ京都人に仲間入りしようと思わなければ快適な古都である。井上さんの葛藤は、生まれ育った嵯峨と、洛中の距離感が生んだものだろう。

2016年2月23日

京都・和食の祭典2016のご案内


日 時:2016年2月28日(日)10:00~16:00
会 場:祗園甲部歌舞練場 八坂倶楽部(京都市東山区祇園町南側570-2)
詳 細:http://washoku-kyoto.jp/

京都に脈々と伝わる日本の伝統的な食文化を学び、味わい、体験できる一大イベント「京都・和食の祭典2016」を今週28日に開催します。会場では、京都の有名料亭4店が合作する「特別点心」2種類の限定販売をはじめ、名店の料理人たちが作る「大根炊き」と「粕汁」を販売! 飲食ブースでは、海の京都から「伊根ブリ鍋」、お茶の京都から「宇治てん茶ちらし」、森の京都から「丹波ぼたん鍋」、京都・西の観光からは向日市激辛商店街の「京野菜たっぷりチゲ」などが味わえます。そのほか、料亭のダシの試飲、暮らしの中で楽しむ抹茶教室などでも和食の良さを体感でき、「世界に広がる和食の未来」をテーマにしたシンポジウムや「京都で華咲く弁当文化」を紹介する企画展示も開催。入場は無料、申込みは不要です。ぜひご来場いただき、京都の和食文化の魅力を存分にお楽しみください。

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