2017年12月22日

鹿苑寺金閣雪景色撮影異聞

鹿苑寺金閣(京都市北区金閣寺町)

雪景色だから雪が舞ってる最中でも確かに構わない。しかし小やみ、あるいは降りやむシーンも狙ってみようと思ったのはこの写真のせいだ。2005年12月22日は、今日と同じく冬至だった。西陣から衣笠に引っ越してきたばなかりだったが、雪が舞っていたのでコンパクトカメラを抱え、金閣で有名な鹿苑寺を訪れた。今から思えば偶然なのだが、一瞬小ぶりとなり、雲間から柔らかな太陽光線が差した。その一瞬を捉えたものだ。鹿苑寺がある市バスの停留所「金閣寺道」はひとつ北という近距離なので、その後何度か雪が降るとやや高級な一眼レフを持って出かけた。開門時間は午前9時、新聞やテレビのスタッフならこの時間より早く入苑できるが、私にはその資格がない。その日の天候によるが、午前中降り続けるのはごく稀で、屋根の雪がすぐに溶けてしまう。逆に降雪が続いても、背景の樹木に雪がなかったりする。だから未だにこれ以上の写真を撮れていない。

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