2016年11月9日

ドナルド・トランプ氏が米大統領は悲報か?

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米大統領選は11月8日(現地時間)、全米各州で投票、即日開票され、既成政治への世論の反発を追い風に「変化」を訴えた共和党のドナルド・トランプ氏(70)が、オバマ政権の政策継承を唱える民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を破り、当選を確実にした。政治経験のない人物の大統領就任は極めて異例ではある。米国緑の党のジル・スタイン氏が「北米自由貿易協定(NAFTA)に賛成したのもヒラリー・クリントン氏である。さらに金融の規制緩和に賛同したのもクリントン夫妻であり、それがバブル経済の崩壊を生み、多くを家庭を貧困に追いやり、トランプ候補のような人物の台頭を招いた。ヒラリー・クリントン政策は新自由主義である」って主張していたのを思い出した。ソースは失念したが、彼女は確か「クリントンよりトランプのほうがマシ」と語っていたように記憶している。そのトランプ氏の主張は排外主義、従って反グローバリズムと言って良いだろう。これが圧倒的支持を受けた理由と思われる。従ってTPPに対してトランプ氏は否定的である。安倍政権はTPP承認案と関連法案を10日に衆院を通過させようとしているが、もし強行採決までしたら、新しい大統領に喧嘩を売るような話である。さてどうするか。韓国の朴槿恵大統領の「親友」崔順実容疑者による「国政壟断(ろうだん)」疑惑は決して対岸の火事ではないし、今や世界は未曽有の政治的混乱に陥っている。悲報か?とタイトルしたけど、吉報になる可能性が仄かにあるかもしれない。

3 件のコメント:

  1. フォトグラファーという職域にかんして、どちらの政策が良いか、と聞いてくる人はいませんでしたが、表現の自由、知る権利など、根本的な権利の問題で、ブッシュ時代より悪くなるんじゃないかという不安があります。貿易協定があろうがなかろうが、この仕事に関しては、最初から輸入も輸出も、単なるアウトソースなわけで、関税もかからないし、もうストック写真、アマチュア化、レタッチ外注はじめ、やられちゃっているので、フォトグラファーの大半は業界から敗退して企業勤めの人になりました。

    製造業というのは、モノをうごかすので、保護主義という選択肢がありえるように見えますが、反グローバリズムは、勝算のない戦のように思いますね。いまさら鎖国ないしブロック経済化しても米国に製造業の雇用が大きく増えるとは思えないし(ロボット化されるし、輸出にも響くので)、そもそも中国が貿易協定を次々と締約していったら、欧米陣営が黙って見ているでしょうか。TPPは問題がおおいですが、雇用問題を貿易だけに直結するのも短絡すぎると思います。

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    1. 日本で接する報道だけでは情報不足なのですが、両陣営に対し積極的な支持があったか、よく分からないというのが正直なところです。すなわち、クリントンに大統領になって欲しくないからトランプに入れた、そしてトランプがイヤだからクリントンに入れた、という人が少なからずいたのでは思いますが如何でしょう。トランプは選挙シフトから大統領シフトに変換、だいぶ発言が変わってきたようですが、TPPに関してはまだ不透明なところがありますね。

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    2. より嫌いな候補を負けさせようという批判票は多かったと思います。支持率が史上最低の二人が争った選挙です。民主党がサンダースを負けさせた時点で、今回のシナリオを予測して警鐘を鳴らした人も多かったのですが、民主党主流派は嘘で反論し、無視しましたね。

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