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米大統領選は11月8日(現地時間)、全米各州で投票、即日開票され、既成政治への世論の反発を追い風に「変化」を訴えた共和党のドナルド・トランプ氏(70)が、オバマ政権の政策継承を唱える民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(69)を破り、当選を確実にした。政治経験のない人物の大統領就任は極めて異例ではある。米国緑の党のジル・スタイン氏が「北米自由貿易協定(NAFTA)に賛成したのもヒラリー・クリントン氏である。さらに金融の規制緩和に賛同したのもクリントン夫妻であり、それがバブル経済の崩壊を生み、多くを家庭を貧困に追いやり、トランプ候補のような人物の台頭を招いた。ヒラリー・クリントン政策は新自由主義である」って主張していたのを思い出した。ソースは失念したが、彼女は確か「クリントンよりトランプのほうがマシ」と語っていたように記憶している。そのトランプ氏の主張は排外主義、従って反グローバリズムと言って良いだろう。これが圧倒的支持を受けた理由と思われる。従ってTPPに対してトランプ氏は否定的である。安倍政権はTPP承認案と関連法案を10日に衆院を通過させようとしているが、もし強行採決までしたら、新しい大統領に喧嘩を売るような話である。さてどうするか。韓国の朴槿恵大統領の「親友」崔順実容疑者による「国政壟断(ろうだん)」疑惑は決して対岸の火事ではないし、今や世界は未曽有の政治的混乱に陥っている。悲報か?とタイトルしたけど、吉報になる可能性が仄かにあるかもしれない。
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