清凉寺本堂扁額(京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町)
国宝本尊釈迦如来立像 (クリックすると拡大) |
右から左に「栴檀瑞像」と読む |
藤原崇人『栴檀瑞像の坐す都─金の上京会寧府と仏教』(新潟大学学術リポジトリ)
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Walden Pond (Wikipedia) |
琵琶湖(滋賀県大津市浜大津) |
フランシス・バロウド |
The Complete Trio Collection |
与那国(ゆなぐに)ぬ島に渡て訳詞
東崎(あがりざち)登(ぬぶ)て見りば
あん美(ちゅら)さ波ぬ花になゆさ
情き深さ島ぬ心(くくる)あらわす波ぬ花
いちまでんいちまでん眺みぶさ
東崎(あがりざち) 登て見りば
昔(んかし)沖縄(うちなー)うびじゃすさ
あさましいや変てあゝ生まり島
海ん山ん変わるなよ人ぬ心変らすな
いちまでんいちまでぃん東崎
東崎(あがりざち)見りば知ゆさ
人の道生まりたる運命(さだみ)
御万人(うまんちゅ)に知らしぶさあゝくぬ悟(さとう)い
鳥(とうい)ん花ん蝶(はべる)ん共(とうむ)に語ていちぶさや
いちまでんいちまでん忘(わし)らゝん
与那国に渡りこれは1977年にリリースされた「喜納昌吉&チャンプルーズ」の中の一曲「東崎(あがりざち)」の歌詞である。このアルバムは様々な意味で私に衝撃を与えた一枚である。現在、日本のポップミュージシャンは、欧米と違ってそのルーツを持っていない。まさか純邦楽にそれを求めるのは現実的に無理だろう。そういう意味では芳醇な民謡の宝庫である沖縄をベースにする喜納昌吉氏は幸運と言えるだろう。
東崎に立ってみれば
波の花がすばらしく美しい
情深い島の人たちの心のように
我を忘れ時を忘れて
立ちつくしてしまう
東崎に登って眺めると
昔の沖縄を思い出す
今では変わり果ててしまった生れた島
海よ山よ人の心を変わらせてはくれるな
いつまでもいつまでもこの東崎のように
東崎のあの自然を見れば
人の道 運命がそこにある
すべての人に知らせたいこのすばらしさを
鳥も花も蝶も共に語り暮らしたい
いつまでもいつまでも心にしみて忘れられない