マスメディア各社の報道を俯瞰して、岸田内閣の支持率が急落した要因を分析すると、5月の先進7か国首脳会議開催による上昇分が、マイナンバーカードを巡るトラブルなどで消失したことがみてとれる。特に問題になっているのが、紙の健康保健証を廃止して、マイナンバーカードを保険証にするという案だが、反対が多く混乱している。旗振り役は強弁を続けているものの、さまざまな問題を放置しながら、急拡大してきたツケが回ってきた格好だ。その戦犯はなんといっても河野太郎である。そもそもマイナカード所持は義務ではないのだが、普及を急ぐ余りの暴挙である。その河野太郎はデジタル技術に精通しているらしいので、国民の声に耳を貸すことはなくとも、人工知能チャットボットの意見に賛同するかもしれない。というわけで ChatGPT にマイナンバー保険証の問題点について訊いてみた。すると以下のような返答が返ってきた。
マイナンバー保険証にはいくつかの問題点が存在します。以下にいくつかの主な問題点を挙げますが、これに限定されるものではありません。これらの問題点に対して、政府や関連機関は適切なセキュリティ対策やプライバシー保護の仕組みを構築する必要があります。また、利用者への情報提供や啓発活動も重要です。なお、最新の情報に基づく詳細な情報や現在の対策については、関連する政府機関や公式情報源にお問い合わせいただくことをおすすめします。
- プライバシーの侵害: マイナンバーは個人の重要な情報を含んでおり、個人のプライバシーが侵害される可能性があります。マイナンバー保険証の使用によって、個人情報が不正にアクセスされたり、悪用されたりするリスクがあります。
- セキュリティの脆弱性: マイナンバー保険証のデータは、ハッキングやデータ漏洩のリスクにさらされます。データベースが侵害された場合、個人情報が流出する可能性があります。
- 身元盗用のリスク: マイナンバーは個人の識別情報として使用されるため、マイナンバー保険証が紛失したり盗まれたりすると、身元盗用のリスクが高まります。悪意のある人が他人のマイナンバーを使用して不正な行為を行う可能性があります。
- 運用コストとシステムの複雑さ: マイナンバー保険証を導入するには、運用コストとシステムの複雑さが伴います。新しいシステムの導入や既存のシステムとの統合には時間と費用がかかる場合があります。
- 利用範囲の拡大による情報漏洩の可能性: マイナンバー保険証が他のサービスや機関で使用されるようになると、個人情報の漏洩リスクが増大します。情報を扱う機関やサービスが増えるほど、データの取り扱いに関するセキュリティの確保が困難になります。
念のためグーグルの会話型型人工知能チャットボット Bard にも訊いてみたところ、同じような回答が返ってきた。インターネット上のビッグデータを参照しているので、マイナンバー保険証が社会で置かれてる状況をほぼ反映してると思われる。河野太郎はことあるごとにマイナーポータルで調べて欲しいと発言しているが、パソコンの場合はICカードリーダが必要など、同サイトは意外と敷居が高いというのが私の実感である。蛇足ながら岸田文雄にとって自民党総裁選のライバルなので、河野太郎の言動を放置、五月雨式に自滅するのを待っているという穿った見方があるそうだ。すなわちマイナンバーカードを巡るトラブルを、岸田文雄が河野潰しの道具にしようとする策略だが、国民の生活に直結する問題を、党内政争に利用しようとする愚挙は許せない。
マイナポータル | 行政機関等が保有する情報の確認や行政機関等からのお知らせの受信 | デジタル庁
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