2019年7月24日

音楽管理&プレイヤー MusicBee の魅力

アルバムアートをメインに据えた MusicBee コンパクトプレイヤーの画面

多機能で何かと便利だったアップルの iTunes の使用を、気が付いたらいつの間にかやめていた。最新版をインストールしてあるが、インターフェイスが私には馴染めない。CD のリッピングやローカルディスク音源の再生なら、Windows 10 の Media Player で十分である。インターネットラジオ受信なら、優れたフリーウェアに事欠かない。今月半ばに「Android 音楽プレイヤー jetAudio の実力」と題した一文を投稿したばかりだが、その経験から PC 版についても興味を持った。取りあえず評判が良い foobar2000 を試用してみたが、どうも私とは相性が悪いようだった。次に目に止まったのが CD リッピング機能を備えた、多機能音楽管理&プレイヤー MusicBee だった。主な機能は次の通りであるが、まさに iTunes の機能とオーバーラップする。

15バンドのイコライザー(画像をクリックすると拡大します)
  1. 音楽 CD からの楽曲のリッピング
  2. CD やローカ HDD などの音源再生
  3. インターネットラジオ受信
  4. 音楽のプレイリストによる整理
MusicBee をインストールして起動すると、まず言語選択画面が表示される。対応言語はドイツ語、英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポーランド語、ポルトガル語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語。言語を選択して Next ボタンを押すだけで foobar2000 のように日本語化パッチを適用する必要はない。日本語は海外製であるにも関わらず完璧で、このソフトを使いやすくしている。次に「ファイルのスキャン」ウィンドウが表示されるので、音楽ファイルを簡単に登録できる。再生できるファイルは MP3、AAC、M4A、MPC、OGG、FLAC、APE、Opus、TAK、WavPack、WMA、WAV、MIDI、MOD、UMX、XM とひじょうに多い。そしてさらに Blue、Dark、Dark-Fine Tuned、Dark-Metro Series、Multi-Color、Neutral、Pastels、MusicBee3、Windows Theme といった豊富なスキン(ユーザインタフェースの外観表示を変更できる機能)が用意されている。美しいスキンが MusicBee の人気に繋がっているようだ。コンパクトプレイヤーに切り替えることができるのも、魅力になっている。アルバムアートの画像を眺めるのも、アナログレコード時代からの音楽鑑賞の愉しみだったからだ。ソフトは下記公式サイトから最新版をダウンロードし、インストールできる。現バージョンは 3.3.7115 で、今年の6月26日に更新されたばかりである。

MusicBee  Get Latest Ultimate Music Manager and Player "MusicBee" for Win7/ Win8/ Win10

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