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斎王代の白井優佐さん(クリックで拡大) |
葵祭から一週間弱が過ぎたが、やっと画像処理を終え、27葉の写真で「葵祭の平安装束」と題したビデオを制作して動画共有サイト YouTube に登録した。ビデオと言っても静止画を繋ぎ合わせたもので、音楽つきのスライドショーである。清原光学のソフトフォーカスレンズ VK50R f/4.5 をつけたデジカメで撮影したが、このレンズはわざわざ不鮮明に写るように設計されている。より鮮明な画像を求める、それがレンズ光学の歴史なのだが、人間にはディテイルを見たくないという心理もある。いわばピクトリアリズムの延長なのだが、遠い平安時代を遠望するという願いを込めたつもりである。時間は5分36秒、平安貴族の雅な装束をお楽しみいただければ幸いである。なお左のサムネールをクリックするとオリジナル画像(2048x1371ピクセル)が展開するので、レンズのボケ具合を知ることができる。興味あるかたはぜひお試しを。
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