フリッカーにCommonsという歴史的に貴重な古写真をアーカイブするプロジェクトがあることは、先月投稿した「コスティカ・アクシンテのガラス乾板写真の魅力」で触れた。デンマーク国立博物館のアーカイブをブラウズしていたら、日本人の写真があり、説明にUyenoとある。撮影は慶応4年(1868)長崎で、2年後に同博物館に海軍大尉G.Olrikが寄贈したという。Uyenoは上野で、詳しい説明は省くが、幕末から明治にかけて活躍した写真師・上野彦馬(1838-1904)ことである。彦馬自身の肖像写真はこれまで数点目にしたことがあるが、これは初見である。少なくとも私が所蔵している書籍には出てこないし、もしかしたら日本では知られていないかもしれない。取り敢えず当ブログに掲載、背景の詳細についてもう少し調べてみようと思う
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