2021年4月4日

無線 LAN 接続不具合の Chromebook C101PA が蘇生した

ASUS Chromebook Flip C100PA
PR-400MI

昨年購入した ASUS の Chromebook 10.1インチ C101PA が突然 Wi-Fi 接続しなくなってしまった。再起動したり、いろいろやったのだが、駄目だった。NTT 西日本の「ひかり電話対応ホームゲートウェイ PR-400MI」に無線 LAN カードを挿しているのだが、Windows デバイス、プリンター、ネットワーク・オーディオ・プレーヤーには問題なく接続する。ところが Chromebook だけが駄目なのである。近所の電波はなぜか認識するのだが、どうやら相性が悪いらしい。Powerwash して出荷状態に戻したがこれも駄目。いわば頓死寸前、お手上げ状態になってしまった。そこで Facebook の「Chromebook ユーザーグループ in Japan」に SOS を出したところ「C101PA を使っていました。Wi-Fi のチャンネルが 12 以上だと接続できません。なので自宅の Wi-Fi は 6 か 8 に固定して使っていました。近所の Wi-Fi が入るなら設定変更をおすすめします」という助言をいただいた。そこで Microsoft のアプチケーション Wi-Fi Analyzer で調べてみたろころ、チャンネルが 13 になっていた。そこでネット検索して見つけた「PR-400MI 無線 LAN 設定の確認」という記事を参考に、ホームゲートウェイに挿してあった無線 LAN カードの設定をしてみた。

Wi-Fi
自動無線 LAN 設定を外しチャンネル8に固定した

まずブラウザを起動してアドレス入力バーに IP アドレス http://192.168.1.1/ と入力する。するとひかり電話対応ホームゲートウェイ接続する為の認証画面が表示された。ユーザー名とパスワードは導入時のメモが残っていたのでセキュリティをクリア、無線 LAN 設定の画面が表示された。使用チャネルが自動になっていたので、これを 8 に変更した。設定を保存し Chromebook を起動したところ、アクセスポイントの識別名である我が家の無線ネットワーク名(SSID)が表示された。そこで事前共有キー(PSK)を入力したところ Google のパスワードを求められた。ログインしたところ出荷状態で真っ白だった画面が、保存してあったランチャー画面に切り替わった。頓死寸前だった Chromebook が蘇生したのである。今回は C101PA が対応しているチャンネルが 2~11 であるにも関わらず、無線 LAN カードが 13 チャンネルになっていたためというトラブルだった。問題解決への道程のなかで、Wi-Fi 接続についていろいろ学ぶことができた。

PDF  ひかり電話対応ホームゲートウェイ取扱説明書の表示とダウンロード(PDFファイル 2.37MB)

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