2015年12月21日

旧日劇「スター・ウォーズ」の大看板を写したフィルムが出てきた

映画「スター・ウォーズ」の大看板(千代田区有楽町の旧日劇)1978年

今日付けの朝日新聞電子版によると、17日に公開された米国の人気SF映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の北米での最初の週末興行収入が、2億3800万ドル(約186億円)に達して史上最高になる見通しだという。日本でも東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇などで公開されたが、空前のヒットになりそうである。スター・ウォーズと聞いて、そのTOHOシネマズ日劇の前身、旧日劇で大看板を撮ったことを思い出した。古いHDDにファイルが残っていたが、サイズが小さい。改めてフィルムを探したところ、見つかったのでスキャンした。フィルムはコダクローム64、カメラはライカM4で、レンズはズミクロン35mmだと思われる。看板はエピソード4「スター・ウォーズ/新たなる希望」で、制作は1977年、日本公開は1978年だったが、月日は憶えていない。当時の私は朝日新聞出版写真部のスタッフカメラマン、隣りに日劇があったので職場を抜け出し、シリアスな映画を上映していた地下の日劇文化劇場に通ったことが思い出される。携帯電話はおろか、ポケベルもなかった時代、行方不明になった私に上司は困惑したに違いない。劇場は1981年に閉鎖され、新たに建てられた有楽町センタービル(マリオン)のTOHOシネマズ日劇に引き継がれた。写真は時間を止める。眺めていると、有楽町時代の様々な懐かしい光景が走馬灯のように浮かんでくる。

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