このところずっとデジタルカメラによるゾーンプレート写真を手がけてきた。ピンホールを含め、レンズレスカメラに関してはもうフィルムに戻らないだろうと思っていたが、最近再び香港製の木製針孔暗箱ZERO45を持ち出すようになった。そのひとつはソーシャルネットワークキングサービスのFacebookに
ピンホール写真のグループを創設したからだ。英文のグループはあるものの、日本語グループを探したががない。ないなら自分で作ってしまえとと思ったわけだが、やはり管理人になった以上ピンホール写真も撮らねばと感じたからだ。もうひとつの理由として、英国のイルフォードフォトが4x5の
ピンホール写真キットを発売するというニュースに接し、新たな刺激を受けたこともある。ああやはり銀塩アナログ写真を捨てては駄目だと自戒したわけである。ZERO45による撮影は、元々は京都の寺院巡りに遡るが、途中気付いた石仏撮影が中途半端なままになっている。今年のJPS展に5枚組の石仏作品を出展したが、できれば撮り足していつか個展にこぎつけたいと思うに至った次第である。とはいえデジタルゾーンプレート写真をやめたわけではない。別の魅力があるからだ。
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