2011年3月1日

三月の風が憂いを吹き飛ばす

The Carter Family: Alvin Pleasant, Sara and Maybelle Carter (L-R)  Scott County Historical Society

加齢のせいだろうか。脚力が極端に劣化、外出がままならぬ日が続いている。ところで、はやくも今日から3月。思うところがあって YouTube にアクセス、March Winds Gonna Blow My Blues All Away という曲のいくつかのヴァリエーションを聴いた。いつか裏の戸にも太陽が差して三月の風が私の憂いを吹き飛ばす、といった意味の歌。まさに今日に相応しい。オリジナルはカーター・ファミリーで、1934年に録音された。カーター・ファミリーはジミー・ロジャースと並んで、カントリー音楽の最初のスターだった。これまで何度か取り上げたが、1927年から1934年にかけての録音した126曲を収録したボックスセットを紹介した「人生には陽が当たる日も曇る日もある」を参照していただければと思う。
March Winds Gonna Blow My Blues All Away

My momma told long years ago
Never to marry no girls that I know
Spend all your money and wear out your clothes
What will become of you God only knows

Suns gonna shine in my back door some day
Suns gonna shine in my back door some day
Suns gonna shine in my back door some day
March winds gonna blow my blues all away

Low down fireman dirty engineer
Low down fireman dirty engineer
Low down fireman dirty engineer
Stole my gal left me standing here

おふくろが昔言ったんだ
知り合いの娘とは結婚するなと
金を全部使い果たし 服も擦り切れるまで着る
お前がどうなるかは 神のみぞ知る

いつか太陽が裏口に差し込むだろう
いつか太陽が裏口に差し込むだろう
いつか裏口に太陽が差すだろう
三月の風が憂いを吹き飛ばすだろう

卑劣な火夫 汚れた機関士
卑劣な火夫 汚れた機関士
卑劣な火夫 汚れた機関士
俺の女を盗み 俺をここに置き去りにした
ご存知、カーター・ファミリーの曲は主としてブルーグラス・ミュージッシャンに継承された。私がこの曲を最初に聴いたのはビル・クリフトンのLP「カーター・ファミリー・メモリアル・アルバム」(スターディ1961年)だったと記憶している。下掲ビデオは昨年収録されたもので、バンジョーのキース・リトルがリード・ヴォーカルを担当している。フラットマンドリンを手にしたローランド・ホワイトが元気そうで、私にとってなによりも嬉しい便りだ。


Keith Little (banjo), Roland White (mandolin), Lisa Burns (bass), Chris Stuart (guitar) and Brad Leftwich (fiddle) at California Bluegrass Association's inaugural winter camp held February, 2010 at Walker Creek Ranch near Petaluma, California.

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