アムステルダムを拠点とする政治風刺漫画のポータルサイト Cartoon Movemen に登場する「人気者」はアメリカのドナルド・トランプ大統領である。そのその言動ゆえに風刺漫画家の恰好の材料となっているようだ。トランプを揶揄する漫画が多いが、裏返せば注目度が高いと言えそうだ。やはり初の女性宰相という点が注目されたのだろう、最近、高市早苗の風刺漫画が登場した。日本人が素材になるのは珍しく、安倍晋三も取り上げられることはなかった。同サイト以外は、中国系サイトに高市政権批判という意味合いで登場している。その背景として台湾有事想定に関する、いわゆる「存立危機事態」を巡っての、彼女の致命的な失言があることは言うまでもない。お蔭で日中関係はズタズタになってしまったが、高市は頑なに失言を撤回しようとしていない。1997年に憧れていた英保守党のマーガレット・サッチャー元首相と面会した後、雑誌への寄稿で「親しい友を作ることなく権力の頂点に登りつめたと評されているが、会ってみて納得。私自身も」と綴っているが、これが信条になっているのだろう。そしてご覧の通りあちこちに極右の「軍国主義者」と描かれているとが看過できない。





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