立ち呑み庶民(京都市下京区四条大宮町)
立ち呑み酒場が京都で静かなブームになってるようだ。私が知ってる限りでは、この夏以降「もみじ」(中京区木屋町通四条上る)「すいば2号店」(中京区中之町)「いなせや」(下京区東洞院通七条下る)といった店が新たにオープンしている。立ち呑みというと、酒屋の片隅や英国式パブのバーカウンターで酒をあおる男たちを連想するが、女性客が増えているのが昨今の特長のようだ。ソーシャルメディアFacebookのグループ「京都立ち呑み部」の管理人は女性である。日本では酒席での無作法に対し甘い風潮があったが、同グループの「べからず集」には「出会い系目的の利用を行うべからず」という一項がある。そういえば「立ち呑み庶民」の壁に「男性から女性に話しかける行為、禁止します」という貼り紙があった。立ち呑み酒場への女性の進出に対し、新しい波動をを読めない男の客がいるのだろう。それはともかく、とにかく安くて美味しいので、他府県からの客も多いようだ。ひょっとしたらそれはアベノミクス崩壊といった世情を暗示しているのかもしれない。
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