2012年2月7日

写真展『「生きる」- 東日本大震災から一年 -』開催のお知らせ


公益社団法人 日本写真家協会 東日本大震災復興支援事業

3月11日の東日本大震災発生以降、あらゆるメディアが被災地の現状を次々と克明に伝えています。そこではメディアに係る写真家たちの活躍は目を見張るものがありました。協会では、4月末に富士フイルムフォトサロンで東日本大震災チャリティー写真展を開催。売上金を朝日新聞厚生文化事業団を通して、被災地に贈りました。被害状況を世界中の写真家が取材した写真展や写真集での発表が増え、写真による記録の意義や役割を世間に知らしめる働きがありました。そこで協会では、写真で何ができるかを検討した結果、被災から1年後の平成24年3月に写真展の開催と写真集の出版を行うことにしました。「生きる」- 東日本大震災から一年 - 特設サイト

東京展
会 期:2012年3月2日(金)~3月15日(木)会期中無休 10:00~18:00 (木・金20:00まで)
会 場:富士フォトギャラリー新宿 新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル1F

仙台展
会 期:2012年3月27日(火)~4月8日(日)月曜休館 9:00~16:45 (入館は16:15まで)初日のみ12:00より
会 場: 仙台市博物館ギャラリー 仙台市青葉区川内26番地<仙台城三の丸跡>

構 成:
第一章:「被災」今まで目にしなかった、地震直後に襲ってきた津波による悲劇的状況の写真を、現地に住む方々の協力を得て展示。
第二章:「ふるさと」 震災前に撮られた、風光明媚な東北やそこに住む人々、自然界と共存して心豊かに生きてきた姿や美しい風土を表現する。
第三章:「生きる」被災者が必死に生活を立て直そうとする現況や互いに励ましあう姿、「生きる」ことの素晴らしさ。明日への希望を胸に秘めながらの暮らしぶり、記録を超えた人間の本質に迫るドキュメンタリーで締めくくる。

写真は、被災地に在住する日本写真家協会会員を中心に、各写真家に参加を呼びかけ、現地で撮影された作品、約120点を予定。被災直後から逞しく生きる人々、以上の三部構成を基本に、真摯に事態と物事を見つめ、被災地の事実と真実を捉え、記録していくことで、「写真の力」の素晴らしさを伝えたい。

主 催:公益社団法人 日本写真家協会
特別協賛:株式会社タムロン
協 賛:富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

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