当ブログは Google のブログサービス Blogger を利用しているが、突然「モバイルユーザビリティの問題が検出されました」という警告メールが届いた。今やパソコンよりも、スマートフォンをはじめとしたモバイル端末を使用するユーザーのほうが多くなっている。モバイルユーザビリティとは、小さい画面でもサイトが問題なく利用閲覧できるかどうかを指す。元々 Blogger は対応していたし、昨年夏に作成インターフェースが大きく更新されてレスポンシブ化が強化された。従って一部のページにエラーが出たという警告に戸惑いを感じざるを得ない。モバイルユーザビリティ報告には、以下のエラーが表示される可能性があるという。
- 互換性のないプラグインを使用しています
- ビューポートが設定されていません
- ビューポートが「端末の幅」に収まるよう設定されていません
- コンテンツの幅が画面の幅を超えています
- テキストが小さすぎて読めません
- クリックできる要素同士が近すぎます
当ブログは 4. と 6. に問題があるという。画像やコンテンツ要素がはみ出すというが、Blogger のテンプレートに少し手を加えただけなので、どうも納得できない。クリックできる要素同士が近すぎるという点はどうだろうか。これが問題なら、多数のページでエラーが発生するはずだが、今のところひとつだけらしい。そこで「再度検証を依頼」ボタンを押してみた。すると翌日に「問題が修正されました」という内容のメールが届いた。上掲の画像の通り、エラーがゼロになっている。
モバイルフレンドリーテストツール |
次に念のためモバイル端末の閲覧に適しているかどうか Google のモバイルフレンドリーテストツールを使ってブログ全体をチェックしてみた。当ブログの URL を入力したら「このページは、モバイル デバイスでの使い勝手に優れています」という回答を得た。警告に始まり、お褒めの言葉、なんだか狐につままれたような気分である。ネット検察したところ、問題検出そのものが間違いであったケースがかなり報告されている。ひとつ考えられるのは Google の検出システムがロボットであり、人工知能にも限界があるということなのだろう。
モバイルユーザビリティレポート | 携帯端末で表示した場合の使いやすさの問題点を特定する