2014年3月13日

ウェブデザインの決め手はフォントの選択だけど

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今月初めから改修をしていたウェブサイト「フィドル音楽」の工事が一段落した。元々は写真を大きくすることから始まった作業だったけど、CSS(スタイルシート)をいじってページ自体のデザインをし直したため、意外と時間がかかってしまった。しかしコンテンツを増やすことは可能で「終わった」わけではない。何度か書いたようにHTML5の完全導入に至っていない。なにしろウェブ作成に触れたのは10年ぶりだったので、戸惑いも多かったが、学ぶ楽しさも味わった。と同時に現場で仕事をしているウェブデザイナーの苦労を垣間見たのも収穫であった。一番の問題点、それはWindowsとMacのフォントの違いである。似たようなフォントがあるけど、やはり根本的には違うのである。私も両方のマシンでチェックしたのだが、両者の溝を埋めるは難しい。これはウェブをデザインする場合、かなり厄介なことだと再認識した。

Trajan Pro
また美しいけど、特殊なフォントも駄目である。例えば「メイリオ」を使っているサイトを散見するが、このフォントを持ってない端末ではデザインが崩れてしまう。また私は「TrajanPro」という、小文字がないフォントが好きなのだが、Adobeのタイプデザイナーが制作したものなので、Adobeのソフトを使ってないマシンでは表示されない。サイト「フィドル音楽」の各ページのタイトルにこれを使っているが、テキストではなく、実は画像ファイルである。私はもっとも美しいサイトのひとつとしてアップル社のそれを挙げるが、実はテキストの代わりに画像ファイルの文字が多用されているのである。デザインを重視する余りとは思うけど、そうならざるを得ないのが現状のようだ。

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