2013年2月16日

世界報道写真大賞に「ガザの埋葬」が選ばれる

World Press Photo of the Year 2012  Paul Hansen / Dagens Nyheter

アムステルダムの世界報道写真財団が、2012年に世界各地で撮影された写真を対象にした第56回世界報道写真コンテストの結果を発表した。大賞にパレスチナ自治区ガザでイスラエル軍の空爆により殺された、幼児2人の遺体を運ぶ男たちの姿を写したスウェーデン人のカメラマン、ポール・ハンセン氏の写真が選ばれt。昨年11月20日のイスラエル軍のミサイルによるガザ空爆で家が破壊され、死亡した3歳のムハンマド・ヒジャジ君と2歳の妹スハイブちゃんが葬儀のためモスクに運ばれる様子で、父親も死亡、母親は重体となったという。コンテストの結果については当初フェイスブックのタイム誌のページで知ったが、画像は同誌の「ライトボックス」からダウンロードした。朝日新聞電子版にも記事が掲載されていたが、肝心の写真がない。産経新聞のサイトは共同通信が配信した写真を小さいけど掲載している。おそらく遺体が写ってるという理由だとは思うが、国内での「世界報道写真展2013」は朝日新聞がが主催グループに入っているし、写真コンテストの受賞作を紹介しないことに違和感を禁じ得ない。配達された朝刊を広げてみたが、記事が見当たらない。大阪本社発行14版だが、締切の関係だろうか。夕刊を待ってみよう。

追記:夕刊(大阪本社発行4版)にも掲載されていません。東京本社発行分に関しては不明です。(16日17:30)

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