JOBO #2850 Print Drum |
というわけで明室作業、処理液のコストパフォーマンス、現像ムラ対策を勘案、JOBOのロータリタンク導入に至った。4x5の場合、写真のようなリールを使っているが、ご覧のように一度に6枚処理できる。難点はフィルム装填に熟練が必要で、一つの溝に2枚入れるといった失敗を何度か経験している。逆に言えば、フイルム2枚を背中合わせにすれば合計12枚入ることになる。しかしまだ試したことがない。さらなる問題として連続撹拌の弊害が考えられるが、他の方法との比較データを持っていないので言及は避けたい。現在一番多用している現像液はコダックのD-76で1:1希釈、すなわち水で2倍に薄め、20℃で10~15分。現像後に廃棄、停止液は使わず水洗、定着処理をしている。D-76はコダック純正を使用しているが、同社の経営破綻により、この先の供給が不透明である。富士フイルムの現像液に乗り換えること検討している。なお8x10の場合は6枚処理できるドラムがある。ただし入手困難だし、巨大らしいので導入にいたってない。プリントのドラム#2850でなんとかフィルムも処理できる。8x10が2枚、延長チューブを繋ぐと4枚処理できる。
0 件のコメント:
コメントを投稿