2026年4月24日

共和党の劣勢が予測される2026年アメリカ合衆国の中間選挙

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アメリカ合衆国大統領の任期は4年間。中間選挙とは、4年間の大統領任期のちょうど中間、つまり4年間の任期の真ん中に行われる選挙と定義される。これが中間選挙と呼ばれる所以である。大統領選挙から2年後に行われる選挙であることは、数学が得意でなくても容易に理解できる。中間選挙は全州で行われ、大統領や副大統領以外の役職の選挙である。中間選挙で議会の構成が決定される。文字通り議会そのものが選挙の対象となる。下院の全435議席と、上院の3分の1(100議席)が改選される。議会の党派構成は、大統領が任期中にできることに大きな影響を与える可能性がある。各州は投票用紙に他の選挙を追加することがよくある。投票用紙には、州知事、州議会議員、裁判官、その他の地方公職の選挙も含まれている可能性がある。さらに、州固有の重要な住民投票も投票用紙に記載されている場合がある。中間選挙は民主主義の今後の方向性を決定づけるものである。有権者は権力バランスを再調整し、大統領の政策により近い立場の議員、あるいは大統領から距離を置いた議員を選ぶ機会を与えられる。これらの選挙は大統領の任期と密接に結びついているため、大統領の業績を測る指標としてしばしば捉えられる。議会が大統領と同じ政党の議席を増やせば、大統領の評価は高まる。その逆もまた然りだ。大統領の政党から議席が失われれば、大統領の政策実現には不利になる。議会と大統領が同じ政党に所属している場合、大統領は反対政党の抵抗に直面する場合よりも、より自由に法案を可決できることが多い。大統領、すなわち行政府は、単独で統治するのではなく、立法府と司法府という他の二つの対等な政府機関と連携して統治を行う。中間選挙で投票することは非常に重要である。なぜなら投票によって選出されるのは、立法府を構成し、国全体の利益ではなく、州の利益を代表する人々だからだ。連邦選挙は11月の月曜日の直後の火曜日に行われるが、これは19世紀の農業文化に由来している。11月が選ばれたのは、収穫期が終わり寒さの厳しい冬がまだ到来していなかったためである。

迫りくる弾劾の懸念

火曜日は農民が(日曜日に宗教行事に参加した後)月曜日に投票所へ行き、残りの平日に帰宅できるという点で、週の中で最も都合の良い日だった。1845年の選挙法により、この日程が全国的に施行され、現在もこの慣習が続いている。従って2026年の中間選挙は、11月3日(火曜日)に実施される。その勝敗だが、多くのメディアが共和党の劣勢を断じている。中間選挙は大統領の任期のちょうど真ん中に行われるため、大統領の業績を測るバロメーターと見なすことができる。大統領の支持率は、米国下院と上院の両方における中間選挙の結果に大きな影響を与える。ばらつきは大きいものの、全体的な相関関係は明らかだ。彼の支持率が高いほど、彼の所属政党が被る敗北は少なくなる。選挙日が近づくにつれて、相関関係はより強まる。有権者は一般的に変化を求めており、そのため大統領の所属政党は中間選挙で議席を失うことが多い。1938年以降、過去22回の中間選挙のうち20回で実際にそうだったのである。今秋の選挙は共和党の劣勢が予測されている。コネティカット州のキニピアク大学は3月25日、11月の中間選挙などに関する世論調査結果を発表した。中間選挙で民主党、共和党のいずれが連邦下院の多数派となることを望むかという問いでは、民主党の支持率が51%と共和党(40%)を上回った。無回答は9%だった。支持政党別では、共和党支持者の93%、民主党支持者の99%がそれぞれの支持政党を支持するが、無党派層の過半(57%)は民主党を支持する。個人的な経済上の最大の懸念として上位に挙がったのは「ヘルスケア費」(21%)「食費」(13%)「住宅ローン・家賃」(13%)「退職貯蓄」(10%)「光熱費」(7%)だった。またイラン情勢によるガソリン価格の高騰が最近、自身と家族にとって「深刻な問題」になっていると46%(非常に深刻13%、やや深刻33%)が回答した。蛇足ながら中間選挙を覆す企てをトランプが企んでいるという指摘も後を絶たない。下記リンク先はダグ・ボック・クラーク及びジェン・フィフィールド記者による非営利・独立系の報道機関プロパブリカによる記事「トランプによる中間選挙『乗っ取り』の企みの内幕」です。

Donald Trump  Inside Trump's Effort to Take Over Midterm Elections by Doug Bock Clark and Jen Fifield

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