2026年2月11日

ソーシャルメディアの弊害(24)中道改革連合「ノダメ」野田佳彦の大罪

厳しい表情でインタビューの開始を待つ中道改革連合の野田共同代表と斉藤共同代表(2月8日)

そもそも「中道」とは仏教に由来する言葉だ。例えば日蓮宗の公式サイトは中道とは「それぞれに適した選択をする」ことで「常に真ん中というわけではない」と説明する。なぜこの「中道」を党名にいれたのか。野田佳彦は1月16日に記者会見を開き「右にも左にも傾かず、熟議を通して解を見いだしていくという基本的な姿勢」と話した。右でもない左でもないというのが右翼でもない左翼でもないというなら間違いだろう。この言葉はフランス革命期の「(憲法制定)国民議会」(1789年7月9日から1791年9月30日)における9月11日の会議において「国王の法律拒否権」「一院制・二院制」の是非を巡り、議長席から見て議場右側に「国王拒否権あり・二院制(貴族院あり)」を主張する保守・穏健派が、左側に「国王拒否権なし・一院制(貴族院なし)」を主張する共和・革新派が陣取ったことに端を発していて「中翼」はないからだ。道改革連合の野田佳彦共同代表は9日、党本部で記者会見を行い、8日投開票の衆院選で大惨敗を喫したことをめぐり、自身のトップとしての「器」についてどう考えるか問われ「みなさんのご判断です」とした上で「結果を出せないということは、器がダメだ、ということしか言いようがない」と述べ、自ら自分自身に「ダメだし」した

ところで第19代東京都知事の舛添要一が X(旧Twittwer)で野田佳彦を「戦国の世なら野田はもう2回も首をはねられている」と痛烈批判した。以下に引用。

いわゆる「ノダメ」という言葉は二ノ宮知子による漫画・ドラマで有名な『のだめカンタービレ』の主人公、野田恵のニックネームに由来するが、野田佳彦にもオーバーラップする。中道改革連合共同代表を務める野田佳彦はさすがに辞意表明したが、民主党政権時代の2012年、首相として踏み切った解散総選挙で、安倍晋三の自民党に大敗し、政権を明け渡したことがある。これである、未だに「ノダメ」と揶揄され所以は。ソーシャルメディアの弊害分析してきたが、烏合の衆である高市早苗首相ネット応援団を侮った野田佳彦の責任は重い。とは言え X では「それでも仲間がついてくるというのは、政治家としても人としても尊敬されているから。どの政治家を見ても、野田さんを超える人がいない」といった異論がある。分断を煽るのがソーシャルメディアの力学なのだろう。

asahi  衆院選で惨敗した中道改革連合「人材難」に重鎮が軒並み落選し再建はいばらの道 | 朝日新聞社

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