ドナルド・トランプ大統領による国家安全保障局長解任の背後にいる極右インフルエンサー、ローラ・ルーマーとは一体何者なのか? 様々な情報源から極右 、白人至上主義者、またオルタナ右翼とも評されており、自身を誇り高きイスラム嫌悪者、白人至上主義者と称している。ホワイト・ナショナリストは何年もトランプの周辺にいるが、ホワイトハウスは時に彼女を傍観しようとしてきた。ローラ・ルーマーは、ドナルド・トランプ大統領との接触により、4月3日の国家安全保障会議(NSC)スタッフ数名の解雇を含む、彼の決断のいくつかに影響を与えてきた、長年の挑発者である。彼女は2人の兄弟とともにアリゾナ州ツーソンで育った。両親は現在もツーソンに住んでいるが、ルーマーは東海岸に引っ越し、現在はフロリダに住んでいる。彼女はマサチューセッツ州のマウント・ホリヨーク・カレッジに1学期だけ通ったが、保守的であることで差別されていると感じて退学したと説明している。その後フロリダ州マイアミ・ショアーズのバリー大学に入学した。彼女は下院議員選挙に2度出馬し、いずれも落選しており、トランプとの親密な関係に一部の共和党員は懸念を抱いている。。ルーマーは2001年の 9.11アメリカ同時多発テロ事件を内部犯行と主張したり、最近ではオハイオ州スプリングフィールドのハイチ移民が地元住民の犬猫を食べているというデマを流したりするなど、陰謀論を広めたことで有名になった。
トランプは民主党のカマラ・ハリスとの大統領選討論会で、この主張を増幅させている。バリー大学でルーマーは ISIS 支持の学生グループを立ち上げるよう大学当局に要請した際のビデオを公開した。このビデオは、隠しカメラを使ってビデオを演出し、ジャーナリストなどを陥れ、リベラルな偏向報道を暴露しようとする右翼団体、プロジェクト・ヴェリタスに取り上げられた。彼女は2020年のフロリダ州のアメリカ合衆国下院議員選挙で共和党のフロリダ州第21選挙区の候補者だったが、民主党のロイス・フランクルに敗北した。2022年にもフロリダ州第11選挙区で行われた共和党予備選挙に立候補し、現職のダニエル・ウェブスターに敗北した。2024年の大統領選挙期間中、彼女がトランプに近いことから、根拠のない陰謀説を広めた過去があり、トランプ候補の足を引っ張るのではないかとの懸念が共和党各党の間で巻き起こった。下記リンク先は AP 通信の記事「長年トランプ側近だったローラ・ルーマーが人種差別的な投稿や 9.11 陰謀論で批判されている」である。

0 件のコメント:
コメントを投稿