2019年3月31日

2019年第15回「名取洋之助写真賞」作品募集

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応 募:2019年7月1日(月)~8月20日(火)消印有効(持参の場合は午後5時まで)
資 格:35歳まで(1984年1月1日以降生まれ)の方でプロ・アマチュアを問いません
主 催:日本写真家協会(東京都千代田区一番町25番地JCIIビル)03-3265-7451

ウェブサイトより: 公益社団法人日本写真家協会は "新進写真家の発掘と活動を奨励する" ために、35歳までの写真家を対象とした2019年第15回「名取洋之助写真賞」の公募を行います。時代を捉える鋭い眼差しと豊かな感性による、斬新な作品を期待します。

JPS  2019年第15回名取洋之助写真賞応募要項の表示とダウンロード(PDFファイル 399KB)

2019年3月30日

昭和は遠くなりにけり

昭和天皇崩御待機取材中の私(左)皇居 1988年12月

政府は4月1日、平成に代わる新しい元号を発表する。レガシ作りに躍起になっている安倍首相が、自らが発表することに意欲を示しているそうである。元号が変わることに関し、各国に伝えたそうだが、反応は冷たいそうだったようだ。そりゃそうだ、日本の元号は海外諸国には関係ない事項である。さて、元号は必要かということに関し、見解は二分するようだ。元号は天皇制に連動したものだが、歴史認識に関係なく、事務手続き上煩雑なので、使わない企業が多いようだ。一方、公官庁ではこれを踏襲使用している。私は普段は年号を使わず、西暦を使っている。歴史を語る場合、例えば「60年安保」は、ずばり1960年である。従ってそれが昭和35年であったとはすぐに頭に浮かばない。昨今、各メディアは「平成最後の」というフレーズを多用しているが、ちょっと鼻につく。1988年、いや、昭和63年12月、天皇の病気が悪化、連日テレビが「本日のご容態は」と流していた。写真はそれを受けて皇居で取材している、懐かしき私が写っている写真である。これを見ると、西暦を使っている私でもしかし、やはり「昭和最後」の日々だったと記述したくなる。

2019年3月26日

さよならスマートフォン

Sharp Feature Phone

スティーブ・ジョブズ(1955-2011)
ウォルター・アイザックソン著『スティーブ・ジョブス』によると、アップルの iPod は2001年11月に発表された。そしてこれに通話機能を付加したのが iPhone だった。2007年、まさに21世初頭の大発明であった。スマートフォンのスマートは「頭がいい、利口な、賢い」という意味だが、まさにその通りだと思う。アップルの iPhone そしてソニーの Xperia Z3 を使ってきたが、昔ながらの携帯電話、俗にいうガラケーに戻した。これまで外出時に多用したのは音楽を聴くことだった。そういう面ではスマートフォンは恰好の通話機能付き音楽ツールだったといえる。写真や動画も撮れるし、多機能過ぎるのである。一時私はタブレットで電子書籍を読んでいたことがあった。数千冊の書籍を小さな器械に詰め込むことができるのは、確かに技術進化の賜物かもしれない。しかし最近、その過剰がたった一冊の文庫本に劣るのではないか、という逆説に気付いたのである。本を持ち歩くなら数冊で十分だし、あれもこれもできる道具は時間を殺すし、むしろ邪魔者である。スマートフォンと縁を切ろうと思ったのは、その延長にある。携帯電話も無用の長物かもしれない。

2019年3月24日

ソーシャルメディア Google+ の終焉

Top 15 Most Popular Social Networking Sites and Apps (August 2018) ©DreamGrow Digital

昨年10月、グーグルはソーシャルメディア Google+ の一般ユーザー向けサービスを、2019年8月末に終了すると予告したが、今年2月になって前倒しとなる4月2日に終了と発表した。その日がいよいよ近づいてき。個人情報関連バグ発見というのがその理由のひとつだという。別にアーリーアドプターを気取る気持ちは毛頭なかったが、開設当初から参加している。私は Gmail や Blogger など、グーグルのサービスに言わば囚われの身なので、もうひとつ付け足しただけの感じだった。すでに使用していたプロフィールなどがそのまま流用できるので参加し易いという側面もあった。当時、話題になっていたのが先発 Facebook との比較で、Google+ は「人と人との関係はすべて同等ではない」のにも関わらず、すべての人間関係を「友だち」というひとつの括りにまとめ、このことが情報の共有に様々な問題をもたらしていると指摘した。具体的には
  • 大雑把である  ときには特定の人とだけコミュニケーションを取りたくても、オンラインではいつでもすべての人の発言が目に飛び込んできます。
  • 勇気がいる  100人以上の「友だち」に見られているオンラインでの会話は、舞台の上で発表するようなもの。皆の目を気にして情報共有も滞りがちになってしまいます。
  • 繊細さに欠ける  「友だち」や「家族」の意味するところは、私たち一人ひとりによって異なります。しかしこうしたニュアンスは、オンラインでは失われてしまいます。
と主張したのである。確かにその通りだと思った。しかしどうだろうか、Facebook でもユーザーグループを作れば、この弊害は避けられるのではないだろうか、とも。とにもかくにも Facebook はソーシャルというよりも、むしろ実名制の徹底によるインターネット上のアイデンティティの確立、という意味で成功したわけだから。Google+ はソフトウエアに欠陥があり、約50万人分の個人情報が流出した恐れがあることが発覚した。廃止の理由は、将来的な不安材料が潜在すると判断したからではないか、と言われているようだ。ソーシャルメディア情報サイトの DreamGrow が集計した、昨年8年8月の利用者数第1位の Facebook は 2,230,000,000 人である。それに対し Google+ は12位の11,000,000 人で 1/20と大きく水をあけられている。Facebook にとって Google+ は、歯牙にもかけない存在に成り下がってしまった。これはグーグルにとって屈辱的な展開に違いない。廃止の真の理由は、やはりその不人気ゆえだと見るべきだろう。