2016年1月29日

大臣の首を取った週刊誌

週刊文春2月4日号

テレビを見る習慣はないが、昨夕、ネットで「甘利経済再生担当相が辞任表明」というフラッシュニュースが流れたので、流石にスイッチを入れた。一連の動きには関しては、すでに承知だと思うのでその詳細は割愛したい。要するに週刊文春がスキャンダルを暴露したにも関わらず、甘利氏を安倍首相はかばい続け、続投かとウンザリしていた矢先の電撃的なニュースだった。ニュース速報を英語で「Breaking News」というが、何しろ一週刊誌である週刊文春が大臣の首を取ったわけだから、まさに「破壊」に値する。同誌1月28日号は完売で、昨日発売の2月4日号もすぐに売り切れかと思い近所の書店を覗いてみた。いささか目立たないところにある書店のせいか、心配無用、入手できた。暴走する現政権に対し苛立ちを感じている国民は少なくないと思う。その鬱積を少し和らいでくれたのは、野党でも、新聞でも、テレビでもない。

2016年1月27日

京都市長選:野党共闘の足を引っ張る民主党

上善寺(京都市上京区今出川通千本西入る)

任期満了に伴う京都市長選、2月7日に投票、即日開票される。今回も相変わらずの「非共産対共産」という構図になっている。立候補者は現職の門川大作氏(自民、民主、公明、社民推薦)、元京都府議三上隆氏、そして元小学校教諭の本田久美子氏(共産推薦)の3人である。国政レベルでは自民一強に対し「野党共闘」が急がれるのだが、どうもうまく進んでないようだ。今月24日に「野党がバラバラでは、巨大与党である安倍政権に太刀打ちできない」というわけで、民主党の前原誠司元代表と、生活の党の小沢一郎共同代表が会談、野党勢力の結集が不可欠との認識で一致したという。ただ前原氏は共産党と手を組むことに難色を示したようだ。どうやらこの期に及んでも共産党アレルギーを払拭できないようだ。前原氏は民主党京都府第2区総支部長であるが、その影響があるのだろうか、京都市議レベルでも共産党アレルギーがあるようだ。今夏の参院選の「前哨戦」とされた八王子市の市長選では、安倍独裁政権との対決姿勢を鮮明にしていた候補が敗れた。野党共闘どころか、自公推薦の与党に民主党が相乗りしたわけだが、京都市長選も同じ道を歩んでいる。私は共産党のシンパではないし、過去には同党に対し馴染めない経験もしている。それでも時勢を読めば「非共産対共産」は情けないと思うし、野党共闘の足を引っ張る民主党は許せない。先の政権担当時の失政も遠因になっているが、自公政権の暴走を許しているのは他ならぬ民主党である。

2016年1月23日

当てにならない Facebook のスポット情報

金閣寺は大阪上本町? 間違いを見つけたら編集提案できるけど…

ソーシャルメディアFacebookに投稿する場合、位置情報を加えるボタンがある。単なる位置を示すばかりではなく、その場所の住所、ウェブサイトなど様々な情報を記述したページにリンクしている。いわゆるスポット情報だが、必ずしも正確ではない。というより間違いが多くて辟易とすることがしばしばだ。例えば社寺。その関係者が作成した「公式ページ」なら概ね正しいと言える。しかしページがない場合はユーザーが新しく作成する。ここに問題が潜んでいる。まず作成時の場所が、当該の社寺とは別の所だと、それだけで地図上の位置とずれてしまう。それから名称。京都の社寺は「通り名」が浸透していて、住民でも正式名称を知らないことが多い。釘抜き地蔵(石像寺)六角堂(頂法寺)真如堂(真西極楽寺)わら天神(敷地神社)上賀茂神社(賀茂別雷神社)という具合である。だから鹿苑寺を人々は金閣寺と呼ぶ。Facebookで情報を検索すると「金閣寺」「金閣·鹿苑寺」「京都世界遺產 - 金閣寺」「金閣寺 - Golden Temple」「日本京都金閣寺」と様々、「金閣(鹿苑)寺 Kinkaku-Ji(京都)~Love Knots」といったスポット名まである。金閣寺のような有名観光寺院は勝手に宣伝して貰えるので、自らFacebbookページなどは作らないのだろう。だからバラバラなスポット情報が溢れ、勢い内容が不正確になっているのである。それからカテゴリ設定にも問題がある。飲食店に関してが顕著で「ラーメン専門店」「日本料理店」「アジア料理店」「食事できるスポット」「食品・レストラン」「ローカルビジネス」といった具合で整合性に乏しく、どれを選んで良いか分からない。間違いを見つけた場合はユーザーが編集を提案できる。しかし星の数ほどあるスポット、エンドレス、終わりのない作業である。

2016年1月22日

きみはジャンゴを知ってるかい?

ホットクラブ・クインテット: ステファン・グラッペリ (vln) ジャンゴ・ラインハルト (gtr)


ジャンゴ・ラインハルトの短編フィルム(1923年)
実は私も知らなかった。昨年の6月に購入した、ウィーリー・ネルソンとマール・ハガードのCDに入っていて、アルバムのタイトルにもなっている曲"Django & Jimmie"の意味が分からず、調べたところジャンゴ・ラインハルトとジミー・ロジャーズのトリビュートと知った。アメリカのカントリー音楽に関しては若干の知識があるものの、ジャズに関しては全く疎い。ましてやヨーロッパのそれに関しては尚更で言うまでもない。だからジミーはすぐに分かったけど、ジャンゴは不明のミュージッシャンだったのである。ジャン・ジャンゴ・ラインハルト(1910-1953)はロマ(ジプシー)音楽とスウィング・ジャズを融合させたジプシー・スウィングの創始者として知られる、ベルギー生まれのジャズミュージッシャンで作曲家、という解説がインターネット百科事典ウィキペディアにある。ジャンゴというのはニックネームで、ロマ語で「私は目覚める」という意味だそうである。ギターの他にバンジョーも弾いたという点は興味深い。彼の履歴に関してはネット上に多くポストされているが、Biographiesの記述に詳しいので、興味ある方は一読されることをお薦めしたい。今回シェアしたビデオは1923年の貴重なフィルムだが、アメリカではやっとジャズを含めた商業レコードが世に出始めた頃である。この時代にヨーロッパでアメリカから輸入されたジャズが流行り、映画フィルムに記録されていたことに驚きを禁じ得ない。

YouTube  Django and Jimmie: Merle Haggard & Willie Nelson (Legacy 88875093782) 2015