2013年11月20日

現像しっぱなしのネガをスキャンニング

モミジ  神護寺(京都市右京区梅ケ畑高雄町)

デノンのレコードプレーヤーDP-300Fを購入する際に比較したのがDP-200USBで、名前から推測できるようにUSBメモリーに対応している。価格はさらに安く、写真で見るとトーンアーム辺りが心細い感じがするが、通販サイトのユーザーレビューによると意外と良くできているらしい。見送ったのは、LPレコードのデータ化をする気持ちがないからである。その時間があれば、撮って現像したまま放置してある膨大なネガのスキャンニングをしたいからだ。レコードはモノとして存在するから良い。写真もネガが存在するからいいのだが、スキャンニングによって過去の作品を見直すことができる。最近はネガからのアナログプリントを半ば諦めている。プリント暗室を持てないし、市内にレンタル暗室がないのも理由だが、デジタル技術を積極的に援用しようという気持ちが働いているからだ。ゴミ取りなどの利便性の他に、トーンを自在に操れるというメリットがある。ウエットシステムはひとつの理想ではあるが、新旧テクノロジーの融合も同時代のメソッドだと思うのである。

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