2024年8月18日

政治家は危険なプラットホームX(旧ツイッター)をなぜ使うのか

X-men
X-men: A weird but dangerous bromance ©2024 Maarten Wolterink

アメリカの共和党の大統領候補ロナルド・トランプ前大統領と実業家のイーロン・マスクが8月12日、X(旧ツイッター)で公開対談、トランプはジョー・バイデン大統領を「この大統領は IQ が低い、非常に低い。ちなみに30年前も IQ は低かったが、今では IQ が全くないかもしれない」と人格を否定する暴言を吐いた。さかぼること2021年1月8日、トランプは「私に投票した75,000,000人の偉大なアメリカの愛国者たち、アメリカファースト、そしてアメリカを再び偉大な国には、将来にわたって巨大な声を持つだろう。彼らはいかなる形であれ、軽視されたり、不当に扱われたりすることはない!」とアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件を擁護。これによって旧ツイッターのアカウントを凍結された。以下は凍結直前のツイートである。

その凍結を解除したのが、旧ツイッターを乗っ取り、Xと改称したイーロン・マスクである。しかしトランプは自らの言論プラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」があるためか、Xを利用することがなかった。しかし、この秋の大統領選を秋に控え、利用者数が多い Xでの発言を開始したのである。その第一弾がイーロン・マスクとの公開対談だった。しかし、大統領選を秋に控え、利用者数が多いツイッターでの発言を開始したのである。つまりXはトランプの返り咲きを主眼とした共和党の宣伝ツールと化したと言ってもよいだろう。前置きが長くなったしまった。本題はこのようなプラットフォームを利用し続けてる日本の政治家、あるいは政治アナリスト、著名人たちが、無頓着にXで発言し続けてることの不可解である。アメリカの大統領選の結果は日本にも大きな影響をもたらすだろう。あなたがたはトランプ支持者ですか、大丈夫ですか、いいんですかと一言も二言も苦言を呈したい。下記リンク先はイーロン・マスクとの対談でのトランプの発言の BBC ニュースによるファクトチェックである。影響力が大きい人物の「嘘」がソーシャル・メディアを通じて拡散されている。

BBC News  Donald Trump's chat with Elon Musk on the Platform X/Twitter fact-checked | BBC News

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