2024年2月21日

ラジオの魅力

DJ
Disc jockey Radio personality
豊作ラジオ   loupe

幣ブログで紹介した「豊作ラジオ」で地元京都 α-STATION(アルファステーション)の番組「ラジオが流行っている」を聴いた。出演は立命館大学坂田謙司教授と、そのゼミの学生たちだった。学生たちはテレビよりむしろラジオに関わる仕事につきたいと話していた。若い世代がテレビを見るとすれば、せいぜいスポーツ中継か音楽番組だろうと思れるが、まさか情報バラエティ番組に没頭するとは考え難い。NTTドコモモバイル社会研究所の調べによると、日常的にニュースを得ているメディアは、10~20がソーシャルメディア、30~70代はテレビがトップだという。テレビがつまらないという風潮が若い世代に広がりつつあるようだ。情報バラエティ番組の目玉が議員の裏金問題と、ドジャースの大谷翔平だけだったりすると確かに飽きてしまう。しかも自公政権のスポークスマンである田崎某を各局が重用している現実には呆れるばかりだ。そう言えば政治家から弁護士に戻り、テレビのコメンテーターに転じた橋下某の発言も酷い。これでは若い世代ばかりではなく、中高年層にもやがてテレビ不信が生まれるだろう。それから葬儀場や死亡保険、高齢者をターゲットにしたサプリなどの執拗な広告は決して気分が良いものではない。目にすると広告がない NHK にチャンネルを切替えてしまうことが多々ある。動画共有サイト YouTube はプレミアム会員になれば広告が消える。NHK の受信料は問題が多いが、同じような課金システムだと割り切っている。ラジオにはテレビとは異なる魅力がある。

ながら聴きができる
テレビは視覚も必要なので、他の作業をしながら視聴することは難しい。しかしラジオは音声のみなので、料理や掃除、洗濯などの家事や、通勤・通学などの移動中も気軽に聴くことができる。
パーソナリティとの親近感
テレビよりも限られた情報量で伝わるラジオではパーソナリティの言葉や声色がより強く印象に残る。また番組によってはリスナーからのメッセージを紹介したり、電話で生電話をつなげたりするなど、パーソナリティとリスナーの距離が近いのもラジオの魅力である。
想像力を働かせる
映像がない分声や音楽から情景を想像する楽しみがある。これはリスナー自身の経験や感性によって、それぞれ異なる世界を思い描くことができるという点で、非常に奥深い体験と言える。
災害時にも役立つ
停電時でも電池式ラジオであれば情報収集が可能なので、災害時にも役立つ。近年ではインターネット経由でラジオを聴けるサービスも登場しているので、災害時の情報収集手段としてますます重要になっている。
番組の多様性
テレビに比べて番組数の多いラジオでは、ニュースや音楽、トークなど、自分の興味に合った番組を見つけやすいというメリットがある。また、深夜帯には個性的な番組も多く、テレビでは味わえない独特な世界観を楽しむこともできる。
手軽に始められる
ラジオを聴くには、ラジオ本体さえあれば始められる。最近はスマートフォンアプリでラジオを聴くこともできるので、初期費用を抑えたい方にもおすすめである。

ところで番組では radiko(ラジコ)が話題になった。ラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信(ライブストリーミング)するインターネットラジオである。雑音源増加による受信環境悪化を回避、快適な受信ができる。居住区以外の日本全国の番組が聴けるようにするには、有料のレミアム会員に登録する必要がある。日本国内限定としている事から、日本国外ではプレミアム会員でも聴取出来ず、公式サイトの会員設定ページにもアクセス出来ない仕組みとなっているようだ。インターネットラジオといえば無料サービスの TuneIn Radio を愛用している。カリフォルニア州パロアルトに本社をおき、アメリカ、欧州各国、日本など世界各国のラジオ放送やインターネットラジオ約8万局、ポッドキャスト約200万件を配信している。日本語化されていて、曲、アーティスト、放送局を検索することができる。なお Facebook で友人から「いつの間にやら広告がバカスカ入るようになって、遠のきました」というコメントをいただいた。以下リンク先でお試しを。

broadcaster  TuneIn Radio: Music & Sports | Stream Radio from Stream Japan | Free Internet Radio

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