2015年3月18日

京阪特急はウロウロ 夢路をウトウト

変更された駅名 丸太町⇒神宮丸太町 四条⇒祇園四条 五条⇒清水五条 (2009年)

ひと月前「タンポポが咲いて日差しは黄色」と題して自作の歌を紹介した。替え歌だったが、さらに演繹すると、原歌をヒントに、メロディを借りながら新たな歌を作ることがしばしばある。この手法は亡き友、高田渡さんがしばしば使っていた手法である。
「京阪エクスプレス」

市バスを降りて
三条を東へ
あの娘はまだこない
鴨川プカリ

※線路はクネクネ
淀川ノロノロ
京阪特急はウロウロ
夢路をウトウト

冬はユリカモメ
春は桜
夏は鮎釣りだけど
秋はなんだっけ

太陽は右左
雲が揺れる
川辺の兎が飛んで
鳥とジョッギング

おじさん何処へ
おばさんどちらまで
四角いビルを見上げ
ぼくはフラフラ

淀屋橋に滑り込み
終着駅とアナウンス
きみには終りがあるのかい
ぼくにもあるのかい
これは1986年に作詞したものだが、メロディはアメリカ民謡の"New River Train"を援用している。当時、京阪特急は始発が三条駅で、その気分を伝えてると自負している。その後、地下化され出町柳に繋がったわけだが、路面を走っていた京阪特急を知る人も次第に減少する寂しさを禁じ得ない。

audio  The Monroe Brothers: New River Train (1936)

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