2014年7月17日

清楚で清々しい詩仙堂の半夏生

半夏生  詩仙堂(京都市左京区一乗寺門口町)

今日は祇園祭り山鉾巡行の日だったけど、何故か四条通界隈に足が向かず、むしろ正反対の左京区の狸谷山不動院に出かけた。市バス「一乗寺下り松町」から歩き始めたのだが、詩仙堂を過ぎた辺りから坂の勾配が急にきつくなった。タクシーを拾えば良かったと反省する。この先、不動院の本殿に行くには、250段の石段が待ってるのを思い出したからだ。それでも何とか参拝を済ませ、帰路、折角だからと詩仙堂に入った。庭に半夏生(はんげしょう)が咲いていた。この花の葉が半分白くなって、化粧しているようになるこの季節を半夏生という。つまり半化粧が転じて半夏生になったわけである。今年は二週間前の7月2日がその日だったそうである。清楚で清々しい。眺めているうちに、不動院の石段登りの疲れが消えたようだ。

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