髙市早苗首相が国会答弁を避け X (旧Twitter)びたりというュースを読んだことがことがあるが、検索エンジンでが引っ掛かった経験がない。たとえば「中東情勢」というキーワードを使えばヒットしそうな気もするが、その気配がない。X の記事が検索エンジンで見つかりにくく、逆にアクセス数の少ないのは、検索エンジンの仕組み(SEO)とソーシャルメディアの性質に根本的な違いがあるからである。理由は大きく分けて四つある。
1)検索エンジンに対する「ドア」が閉じられている
検索エンジン(Googleなど)は、「クローラー」と呼ばれるロボットを巡回させて世界中のウェブページを読み込んでいる。ブログは常にドアが全開だが、X は閉じられている。Googleに「記事を書いたので読みに来てください」と自動で通知する仕組み(XMLサイトマップなど)が整っているため、すぐに検索に登録(インデックス)される。そして X はサーバーへの負荷を減らすため、また自社データを保護するために、外部のクローラーによるアクセスを厳しく制限している。そのため、検索エンジン側がポストを登録したくても、情報を取りに行けない状態になっている。
2)コンテンツの「寿命」と「文字量」の違い
検索エンジンは、ユーザーの疑問を解決できる「情報量の多い、網羅的なページ」を高く評価する。ブログ記事に数千文字のテキスト、画像、見出しが整理されて含まれるため、検索エンジンが「この記事は役に立つ」と判断しやすい。ブログ記事は数年前の記事でも価値が変わらなければ上位に残り続ける(ストック型メディア)である。X は 140文字(〜長文ポスト)の短い断片的な情報が多く、前後の文脈がわからないため、検索エンジンが内容を正しく評価できない。また、情報の新鮮さが重視され、数日〜数週間で価値が下がるため、検索結果に残りにくい。
3)URL(ウェブ上の住所)の構造
検索エンジンは、1つの独立した URL に対して評価を与える。ブログは 「1つのテーマ=1つのURL(記事)」として独立しているため、評価が集中しやすく、検索で見つけやすくなる。X はすべてのポストはタイムラインという巨大な流れの一部である。個別のポストにも URL があるが、構造上、ブログのように「独立した価値ある1ページ」として検索エンジンに認識されにくい性質がある。
4)X のログイン壁
現在のXは、ログインしていない状態だとポストの表示が制限されたり、タイムラインが追えなくなったりすることがある。検索エンジンは「誰でも自由にアクセスして読めるページ」を優先して検索結果に出すため、ログインを求められる可能性のある X のページは評価が下がってしまう。
まとめると、アクセス数が少なくても、ブログは「検索エンジンに見つけてもらい、評価されるためのルール」に完璧に従って作られているためヒットしやすくなっている。逆に X は「その瞬間に、アプリ内で繋がっている人たちに届けること」に特化しているため、外部の検索エンジンからは見えにくくなっているのである。下記リンク先は当ブログが利用しているグーグルのブログ開設案内ページです。
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