ドナルド・トランプ大統領は、米軍の攻撃により、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と妻のシリア・フローレスの捕獲に成功したと述べた。ふたりは新たに公開された起訴状に基づき、コカイン密売に関する米国の訴追を受けている。トランプ大統領は1月3日、マール・アー・ラゴで行われた記者会見で「安全かつ適切で思慮深い政権移行ができるまで、米国が国を運営する」と述べた。トランプ大統領はまた、ベネズエラのデルシー・ロドリゲス副大統領が暫定大統領に就任したと述べた。大統領は、デルシー・ロドリゲス副大統領がマルコ・ルビオ米国務長官と協議し「ベネズエラを再び偉大な国にするために必要なことであれば、基本的に何でもする用意がある」と述べた。しかしロドリゲスは国営テレビで米軍の行動を「残忍な侵略」と批判し、マドゥロ大統領の即時釈放を求めた。マドゥロは、1999年から大統領を務めていた思想的盟友のウゴ・チャベス氏の後を継ぎ、2013年からベネズエラを率いている。両氏の政権下では、米国とベネズエラの関係は外交政策、石油、人権問題をめぐって緊張していた。2024年7月、マドゥロ大統領は国際監視団が不正と指摘した選挙後、勝利を宣言した。同国の野党候補、エドムンド・ゴンザレス・ウルティア氏は、約70%の票を獲得したと報じられている。トランプ大統領とマドゥロ大統領の間の緊張は、米国政府がベネズエラ沖の船舶を攻撃し、100人以上を殺害したことを受けて9月に高まった。
トランプ大統領はこれを麻薬密輸阻止の取り組みだと説明した。マール・アー・ラーゴでのメディア向けイベントで記者がトランプ大 統領に対し、マドゥロ大統領の逮捕後にベネズエラの野党指導者マリア・コリーナ・マチャドと話したかどうかを質問すると、トランプ大統領は「マチャドは国内で支持も尊敬も得ていない」と答えた。地上攻撃について、法的根拠を問う声が米国内で相次いでいる。政権はベネズエラの反米左派ニコラス・マドゥロ大統領の刑事訴追のために必要な措置だったとしているが、野党・民主党は議会への事前承認がなかったことを問題視している。上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は声明で「議会の承認なしに、その後の展開に関する信頼できる計画もないまま軍事行動を起こすのは無謀だ」と非難した。トランプ政権は軍事作戦の法律的な裏付けを明確には示しておらず、米紙ニューヨーク・タイムズは社説で「ベネズエラ攻撃の法的根拠など微塵もない」と批判した。だがこうした指摘に対し、トランプ政権は意に介する様子を見せていない。ルビオ国務長官は奇襲作戦の特性上「事前通知できる種類の任務ではなかった」と説明し、問題ないとの認識を示した。トランプ大統領は「議会は情報を漏らす」と語り不信感をあらわにした。
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