2013年12月26日

数ふれば我が身に積もる年月を送り迎ふとなに急ぐらむ

迎春絵馬  松尾大社(京都市西京区嵐山宮町)

タイトルの歌は平兼盛が詠んだもので(拾遺和歌集)「老いてまた新しい年を迎えようとしている、人は忙しくしているけれども、なんでそう年月を過ごすことを急いでいるのだろう」といった意味である。昨25日、迎春の大絵馬を見に京都市西京区の松尾大社に出かけた。拝殿に飾られた干支「午(うま)」の絵馬は、米俵と御幣を背中に乗せた馬を描き、お酒の神様を祭る大社にちなんだ杯もあしらっている。大きさは、京都新聞によると幅5.5メートル、高さ3.2メートルだそうである。赤いコート着た男の子は、実はもうじき4歳になる私の孫。ちょうど背丈が1メートルで、物差し代わりに立って貰った。画像をクリックすると拡大表示されるので、見てやってください。

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