2013年10月8日

ウィンドウズ版Safariを追放する


iCloud fow Windows Ver3.0
ウィンドウズマシンにブラウザSafariを入れていた。iCloudを使ったiPhoneとの同期、つまり連絡先などのデータを共有するには、同じアップル社製のソフトのほうが良いだろうという単純な理由だった。ところが最近、異常に気付いた。ウィンドウズ用iCloudコントロールパネル3.0をインストールしたところ、Safari上ではiCloudのデータが文字化けして読めなくなってしまった。Firefox、ChromeのブックマークをiPhone、iPad、iPod touch、Mac Safariのブックマークと常時同期することができるようになったのだが、これは裏返せば、SafariをやめてFirefoxやChromeを使えと言ってるようにも受け取れる。困ったことにSafariのブックマークがChromeにランダム追加され、ブックマークがごちゃごちゃになってしまったのである。そのため二重になったブックマークを手動で取り除く羽目になってしまった。この不具合は何とかせねば、と思ってネット検索したところ、昨年10月下旬に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)がリモートからローカルファイルを読み取り可能な脆弱性があるとし、ウィンドウズ版Safariのユーザーは使用を止めるよう呼び掛けていたのである。ウィンドウズ版の最新バージョンである5.1.7の仕様に見たら、何とリリースされたのが2012年5月で、脆弱性は放置されたまま。要するにユーザーが余りにも少なく、どうやらアップルは今回の不具合を含め、全く更新する気がないらしいのである。というわけで、遅れ馳せながらこの厄介者をパソコンから追放した次第である。

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