2016年1月29日

大臣の首を取った週刊誌

週刊文春2月4日号

テレビを見る習慣はないが、昨夕、ネットで「甘利経済再生担当相が辞任表明」というフラッシュニュースが流れたので、流石にスイッチを入れた。一連の動きには関しては、すでに承知だと思うのでその詳細は割愛したい。要するに週刊文春がスキャンダルを暴露したにも関わらず、甘利氏を安倍首相はかばい続け、続投かとウンザリしていた矢先の電撃的なニュースだった。ニュース速報を英語で「Breaking News」というが、何しろ一週刊誌である週刊文春が大臣の首を取ったわけだから、まさに「破壊」に値する。同誌1月28日号は完売で、昨日発売の2月4日号もすぐに売り切れかと思い近所の書店を覗いてみた。いささか目立たないところにある書店のせいか、心配無用、入手できた。暴走する現政権に対し苛立ちを感じている国民は少なくないと思う。その鬱積を少し和らいでくれたのは、野党でも、新聞でも、テレビでもない。

2016年1月27日

京都市長選:野党共闘の足を引っ張る民主党

上善寺(京都市上京区今出川通千本西入る)

任期満了に伴う京都市長選、2月7日に投票、即日開票される。今回も相変わらずの「非共産対共産」という構図になっている。立候補者は現職の門川大作氏(自民、民主、公明、社民推薦)、元京都府議三上隆氏、そして元小学校教諭の本田久美子氏(共産推薦)の3人である。国政レベルでは自民一強に対し「野党共闘」が急がれるのだが、どうもうまく進んでないようだ。今月24日に「野党がバラバラでは、巨大与党である安倍政権に太刀打ちできない」というわけで、民主党の前原誠司元代表と、生活の党の小沢一郎共同代表が会談、野党勢力の結集が不可欠との認識で一致したという。ただ前原氏は共産党と手を組むことに難色を示したようだ。どうやらこの期に及んでも共産党アレルギーを払拭できないようだ。前原氏は民主党京都府第2区総支部長であるが、その影響があるのだろうか、京都市議レベルでも共産党アレルギーがあるようだ。今夏の参院選の「前哨戦」とされた八王子市の市長選では、安倍独裁政権との対決姿勢を鮮明にしていた候補が敗れた。野党共闘どころか、自公推薦の与党に民主党が相乗りしたわけだが、京都市長選も同じ道を歩んでいる。私は共産党のシンパではないし、過去には同党に対し馴染めない経験もしている。それでも時勢を読めば「非共産対共産」は情けないと思うし、野党共闘の足を引っ張る民主党は許せない。先の政権担当時の失政も遠因になっているが、自公政権の暴走を許しているのは他ならぬ民主党である。

2016年1月24日

千葉大学C&W研究会創設のころ

千葉大学C&W研究会編「Blue Grass」(1963年11月発行)

以下の文章は千葉大学C&W研究会のOB会員による「WEST CLUB」会報6号に寄稿したものです。なお、在学当時私が編纂した小冊子「Blue Grass」を同会事務局にPDF化していただいたので、閲覧可能にしました。

私が千葉大学に入学したのは、1962年でした。軽音楽部を覗くと、1年先輩の井上博雄さんと加藤英夫さんがカントリーやブルーグラス音楽の曲を練習していました。私もギターを買って井上さんに教えて貰ったのですが、なかなか上達しませんでした。というよりブルーグラス音楽は高校時代にFEN(米軍極東放送)で知り、もっぱら聴くのが趣味で、まさか自分で演奏しようとは考えていませんでした。当時の軽音楽部はベンチャーズのコピーバンドが主流でした。練習するならやはり独自の部室があったほうが良いと考え、確か翌年の4月、学生自治会に申請をしました。単なる愛好会では部室を確保できず、予算も降りないので、正式のクラブとして申請したわけです。

顧問はたまたま一般教養課程で英語を担当していただいた先生がアメリカ文学が専門だったので、無理やり頼んだことを覚えています。学生自治会の新設検討会議でまず質問されたのは「軽音楽部があるのに何故作るのか」というものでした。「いえ、演奏だけが目的ではありません。音楽を通してアメリカ文化を研究するクラブです」と答えた記憶があります。C&W研究会という、一般には分かり難い名称にしたのも、一種のカモフラージュ作戦でした。創設時の部員は折山敏夫、関川靖、黒岩公洋、安間洋一、高田昌一君と私の6人で、安間君を除いて身近な同じクラス、工学部写真工学科の級友でした。高田君は喫茶店厨房でのバイト経験があったので、秋の文化祭でライブ喫茶を作るために誘ったといういきさつがあります。私以外はブルーグラス音楽を聴いたこともない人たちでしたが、バンド名をストーニー・リバー・ボーイズと決め、練習に励んだ結果、夏には千葉市内のビヤガーデンでバイト演奏するまでなりました。賞は取れなかったものの、学生バンド大会のラジオ番組にも出演しました。

部室を確保できたので、井上さんらに声をかけたところ、初代スモーキーマ・マウンテニアーズもC&W研究会に合流、秋の学園祭では軽音楽部のバンドと共にライブ喫茶に出演して貰いました。当時、私は個人的に他大学の学生バンドと接触、青山学院大学のブルー・マウンテン・ボーイズや、明治大学のブルーリッジ・マウンテン・ボーイズなどと知り合いになりました。早稲田大学の白井良幸、津川実、高木啓子さんらが中心になって作ったCBS(カントリー、ブルーグラス&セイクレッド)ファミリーのレコード鑑賞会(当時フォークウェイズなどのレコードは高価だった)に毎月参加、同会主催の「CBSファミリー・ジャンボリー」で、立命館大学のサニー・マウンテン・ボーイズを率いていた野崎謙二さんと知り合ったのも忘れられない思い出です。暮れの11月に小冊子「Blue Grass」を発行したのですが、今のネット時代と違って資料が少なかったため、各大学のバンドの間でかなり評判を呼んだようです。

1966年に私は卒業、朝日新聞社に入社、大阪に赴任しました。70年に神戸支局に転勤、野崎さんが店主だった「ロスト・シティ」に入り浸るようになり、神戸大学のジョッシュ大塚君が率いていた「ブルーグラス45」などと知り合いになりました。彼らのファーストアルバムの写真は私が撮影したものです。その年の夏、六甲山でブルーグラス・フェスが開催されることになり、野崎さんの依頼で5代目スモーキー・マウンテニアーズを呼ぶことになったわけですが、すでにこのころ「千葉の田舎のバンド」が全国のブルーグラス愛好家に知れ渡っていました。リーダーは故・篠塚誠治君でした。なお、私個人は1976年にケンタッキー州を中心にアメリカ東南部を音学旅行、フィドラーズ・コンベンションに出場と恥さらしをしたのも懐かしい思い出です。

PDF  千葉大学C&W研究会編「Blue Grass」1963年(PDFファイル 1.13MB)

2016年1月23日

当てにならない Facebook のスポット情報

金閣寺は大阪上本町? 間違いを見つけたら編集提案できるけど…

ソーシャルメディアFacebookに投稿する場合、位置情報を加えるボタンがある。単なる位置を示すばかりではなく、その場所の住所、ウェブサイトなど様々な情報を記述したページにリンクしている。いわゆるスポット情報だが、必ずしも正確ではない。というより間違いが多くて辟易とすることがしばしばだ。例えば社寺。その関係者が作成した「公式ページ」なら概ね正しいと言える。しかしページがない場合はユーザーが新しく作成する。ここに問題が潜んでいる。まず作成時の場所が、当該の社寺とは別の所だと、それだけで地図上の位置とずれてしまう。それから名称。京都の社寺は「通り名」が浸透していて、住民でも正式名称を知らないことが多い。釘抜き地蔵(石像寺)六角堂(頂法寺)真如堂(真西極楽寺)わら天神(敷地神社)上賀茂神社(賀茂別雷神社)という具合である。だから鹿苑寺を人々は金閣寺と呼ぶ。Facebookで情報を検索すると「金閣寺」「金閣·鹿苑寺」「京都世界遺產 - 金閣寺」「金閣寺 - Golden Temple」「日本京都金閣寺」と様々、「金閣(鹿苑)寺 Kinkaku-Ji(京都)~Love Knots」といったスポット名まである。金閣寺のような有名観光寺院は勝手に宣伝して貰えるので、自らFacebbookページなどは作らないのだろう。だからバラバラなスポット情報が溢れ、勢い内容が不正確になっているのである。それからカテゴリ設定にも問題がある。飲食店に関してが顕著で「ラーメン専門店」「日本料理店」「アジア料理店」「食事できるスポット」「食品・レストラン」「ローカルビジネス」といった具合で整合性に乏しく、どれを選んで良いか分からない。間違いを見つけた場合はユーザーが編集を提案できる。しかし星の数ほどあるスポット、エンドレス、終わりのない作業である。

2016年1月22日

きみはジャンゴを知ってるかい?

ホットクラブ・クインテット: ステファン・グラッペリ (vln) ジャンゴ・ラインハルト (gtr)


ジャンゴ・ラインハルトの短編フィルム(1923年)
実は私も知らなかった。昨年の6月に購入した、ウィーリー・ネルソンとマール・ハガードのCDに入っていて、アルバムのタイトルにもなっている曲"Django & Jimmie"の意味が分からず、調べたところジャンゴ・ラインハルトとジミー・ロジャーズのトリビュートと知った。アメリカのカントリー音楽に関しては若干の知識があるものの、ジャズに関しては全く疎い。ましてやヨーロッパのそれに関しては尚更で言うまでもない。だからジミーはすぐに分かったけど、ジャンゴは不明のミュージッシャンだったのである。ジャン・ジャンゴ・ラインハルト(1910-1953)はロマ(ジプシー)音楽とスウィング・ジャズを融合させたジプシー・スウィングの創始者として知られる、ベルギー生まれのジャズミュージッシャンで作曲家、という解説がインターネット百科事典ウィキペディアにある。ジャンゴというのはニックネームで、ロマ語で「私は目覚める」という意味だそうである。ギターの他にバンジョーも弾いたという点は興味深い。彼の履歴に関してはネット上に多くポストされているが、Biographiesの記述に詳しいので、興味ある方は一読されることをお薦めしたい。今回シェアしたビデオは1923年の貴重なフィルムだが、アメリカではやっとジャズを含めた商業レコードが世に出始めた頃である。この時代にヨーロッパでアメリカから輸入されたジャズが流行り、映画フィルムに記録されていたことに驚きを禁じ得ない。

YouTube  Django and Jimmie: Merle Haggard & Willie Nelson

2016年1月20日

スマートフォンを捨てる日


アップルのiPhoneを導入したは2012年の暮れだった。電話がかけられるウォークマンということで、旧来の携帯電話から切り替えた。ところがその半年前の夏に購入したグーグルのタブレットNexus7より音が悪いことにいささか驚いたことが記憶に残っている。そこで2年後に音が良いというソニーのXperiaZ3に機種変更した。ご存知、スマートフォンのランニングコストはバカにならない。何時でも元の携帯電話に戻したいという気持ちがあるが、デバイスの割賦支払が今年の暮れまで残っている。というわけで、12月に思い切ってスマートフォンを捨てようかと思案している。公衆電話が激減した現在、携帯電話は必要かもしれないが、モバイルネットワーキングはタブレットでできる。少なくとも京都市内では困らない。三条通や四条通商店街、市内のターミナルやバス停では京都市の無料Wi-Fiスポットを利用できるからだ。コーヒー代はかかるが、場合によてはカフェに入れば良い。若干荷物が増えるが、外出時にタブレットやノートパソコンを携行すれば、スマートフォンは無用の長物である。というわけで、久しぶりにNexus7に触れてみたが、動きがやや鈍いが使えないことはない。もし動作に不満なら、スマートフォンをやめたら浮くだろう資金で、新しいタブレットを購入したらよいし、いっそのこと廉価なChromebookを導入するという手も残っている。年の暮れに判断したい。

2016年1月19日

2016西陣織展のお知らせ

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日 時: 2016年1月29日(水)~31日(日)10:00~17:00(最終日は16:00まで)
会 場: 西陣織会館3階・5階・6階(京都市上京区堀川通今出川南入る)
主 催: 西陣織工業組合(http://www.nishijin.or.jp/)075-432-6131

PDF  フライヤーの表示とダウンロード(PDFファイル 607KB)

2016年1月18日

フェイスブックの「ひどいね」ボタンは「ひどい」か?

6種類になった共感ボタン

Facebookが共感ボタンを増やした。左から「Like」「Love」「Haha」「Wow」「Sad」「Angry」だが、日本語では「いいね」「超いいね」「うけるね」「すごいね」「かなしいね」「ひどいね」となっている。これに対して様々な反応があるようだが、意外なことに「ひどいね」は必要ないという意見があるようだ。例えば東スポWebは16日、早速「フェイスブック『ひどいね』ボタン トラブル加速の原因に」という記事を掲載した。ITジャーナリストの井上トシユキ氏によると「FBの意図は『ひどい目に遭ったね』とかそういう感情表現にあったと思います。しかし、実際は『ひどいね』を押すことが『お前なんか嫌いだ』『調子に乗るな』という意味合いで使われるのは間違いない。一般人相手ならイジメにつながるし、著名人はすぐに炎上しやすくなるでしょう」という。普段嫌ってる著名人相手ならその可能性があるが、一般の人々に対してこのような使い方を果たしてするだろうか。例えば友だちのAさんが「素晴らしい天気だ」と書いたとすると、わざわざ「ひどいね」というボタンを押すことはないだろう。ところが「○○原発が再稼働した」という投稿に「ひどいね」という反応した場合、Aさんがひどいのではなく、原発再稼働がひどいという意味で、ターゲットが違うのである。これまではボタンがひとつで、例えば嫌なニュースに対し「いいね」は押し難かった。だから非公式の「Dislike」(やだね)ボタンを見かけることがあった。というわけで「ひどいね」を含め、投稿に対する反応の幅が広がったのは良いことだと思う。ただ日本語の呼び方には、いささか馴染めないものもある。物議を醸すとすれば日本語訳かもしれない。蛇足ながら「スタンプで手軽に感情表現できる『LINE』にFBは押され気味だったので、その対抗策としてボタンの種類を増やしたのでしょう」と井上氏はコメントしているが、LINEはアジアの一部の国で使われるだけ、世界規模のFacebookの対抗手段とは考え難い。

2016年1月16日

マルウェアソフト WinZip Driver Updater の広告に注意

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確か昨年の暮れだと記憶しているが、動画共有サイト YouTube にアクセスすると頻繁に「ドライバアップデート/2分でドライバを更新します/ここでダウンロードして下さい」という WinZip Driver Updater というソフトの広告(下図)が出るようになった。WinZip といえばファイル圧縮ユーティリティとして知られているが、「ドライバのバージョンが古いから危険」という誘導文句。全く別の会社で、いかにも怪しげな広告、マルウェアだが、鬱陶しい。表示を消す方法はないかとネット検索したところ「Yahoo!知恵袋」に「プラウザのクッキーを削除して設定を既定に戻す」という助言があったので、やってみたがやはり広告が出て来る。

YouTube に現れたマルウェアソフトの広告
それでもその広告が頻回に出てきたら「すでに感染している可能性もあります」とあったので、念のため調べたがその痕跡はない。試しにブラウザ Chrome 用の拡張機能である広告ブロッカー「Adblock Plus 1.10」をインストールしたところ、一応納まったが、これは根本的な解決とは言い難い。上段に掲げた画像はこのマルウェア WinZip Driver Updater をばら撒いてるホームページだが、本家 WinZip のウェブサイトとデザインが酷似している。下段の住所もそのままパクっているから始末が悪い。何と「マルウェア・プロテクター」なるかなり怪しげなソフトも無料ダウンロードできると謳っているが、これは笑うに笑えない。

2016年1月14日

マイクロソフト Internet Explorer の終焉

周回するIEの円環が外されたEdgeのロゴマーク

前回ポストした「マイクロソフト Windows10 導入顛末記」の文末に「Windows10にアップグレードして分かったのは、タイル状のスタートメニューと新しいブラウザEdgeを使えるようになったことぐらい」と書いた。元々Internet Explorer(以下IE)がインストールされていた状態でアップグレードしたので、デスクトップにそのショートカットアイコンが引き継がれた。しかし新しいWindows10マシンを購入してもIEが入っているという。EdgeがWindows10のデフォルトブラウザという謳い文句である筈なのに、2つのブラウザが同居した状態になっている。この辺りのことを日本マイクロソフトのプロダクトマネージャー、春日井良隆氏がEdge開発について 「HTM5L Experts.jp」で解説している。


曰く「Microsoft Edgeが最も大切にしているコンセプトは相互運用性、英語でいうところのInteroperabilityです。Google ChromeやApple Safari、Mozilla Firefoxとも相互に運用できるブラウザであること、一つのマークアップでPCはもちろん、スマートフォンやタブレットでも同じように描画され、動作すること、Microsoft Edgeはこの相互運用性を保つことを前提に開発されています」云々。要するにIEは古臭く、もはや時代に呼応してないということである。昨年8月、マイクロソフトは「2016年1月12日以降は各OSの最新版のIEのみをサポートする」と発表した。IE11が最後のメジャーバージョンとなることが明らかになっていて、セキュリティ対策などのマイナーアップデートは今後も行われるが、新機能が追加される予定はないという。ブラウザの市場占有率はグーグルのChromeがダントツで、IEは日本では例外的に高いが、世界レベルではかなり落ち込んでいる。まさに一昨日、IEはもはやその役割を終え、終焉したと言えるだろう。それでもWindows10から外さなかったのは、未だに使ってるユーザからの苦情を避けるためだろう。

2016年1月13日

マイクロソフト Windows10 導入顛末記

タイル貼りのWindows10スタートメニュー

昨年の6月に遡るが、当ブログに「Windows10無償アップグレードは混乱を起こす予感」という一文を投稿した。7月29日以降配布の無償アップグレード版は慌てて飛び付かなくても良いのではという内容だった。というのは一般的に、OSのアップグレードで悪い影響を受けるソフトやドライバは多いからである。とはいえ、興味はそそられる。ということでそろそろ試してもいいだろうといことで、普段は全く使用していないヒューレットパッカード社のノートパソコンでWindows7から10へのアップグレードをしてみた。ダウンロード&インストールにかなりの時間がかかっがだ、比較的すんなり移行することができた。すでにインストール済みだったソフトも動くし、ネット接続などの再設定も必要なく、トラブルを予想していただけに、あっ気ない感じであった。ただシャットダウンがちゃんとできなかったので、その手直しをした。さてWindows10になって何が変わったか? 正直言ってまだよく分からない。アプリケーションをタイル状に貼ったスタートメニュー、そしてマイクロソフトの新しいブラウザEdgeを使えるようになったぐらいだろうか。

2016年1月8日

ソニーのレコードプレーヤーが象徴するアナログ盤の完全復活


ラスベガスで開催中のCES2016で、ソニーがアナログレコード盤をハイレゾ音源にデジタル変換するレコードプレーヤー「PS-HX500」を発表した。大きな特長は一般的な44kHz/16bitのCD音質ではなく、PCM方式ならば192kHz/24bitのWAV形式で、DSD方式なら5.6MHzのハイレゾ音源として保存できることである。昨年3月初め、当ブログに「アナログLPレコード音源のデジタル化計画」という一文を寄せた。その当時導入を検討したのがデジタル出力し、それをUSBメモリに保存するプレーヤーだった。その時のプログにも書いたことだが、見た目が余りにもチャチで心もとない。しかもプレーヤーが2台になるのは置き場所に困るので見送り、手持ちのプレーヤーを活かし、オンキョーの「USBデジタルオーディオプロセッサーSE-U55SX2」を使ってアナログ音源のデジタル化をするシステムを構築した。従って今回発表されたソニーの製品に関しては、興味あるものの、導入は見送りたい。ただビニール盤(英語圏でのアナログ盤の呼び方)を持っているがプレーヤーがない、できればデジタル化したい、という人には格好の製品かもしれない。というのはフォノイコライザーが内蔵されていているし、パソコンに取り込むためのオーディオインターフェース製品などを一切必要としないからだ。無料で提供するソフトウェア「Hi-Res Audio Recorder」を使ってUSB経由でパソコンに保存、編集が可能だという。発売は春、価格は7万円前後になる予定だそうである。いずれにしてもアメリカを中心に、アナログ盤が完全に復活したことを象徴する新製品発表ではある。

YouTube  CES 2016: Sony's New Hi Res Turntable – PS-HX500 (First Look)

2016年1月6日

アジアで初めて命名権を獲得した新元素


暮れもまさに押し迫った大晦日の発表だったせいか、理化学研究所のチームが2004年に合成した新元素(原子番号113)が国際学会で理研の発見と認められ、アジアで初めて命名権を獲得したというニュースは大きな評判を呼ばなかったと思う。元素周期表に初めて日本人が名付け親の元素が掲載されることになったわけだが、ノーベル賞に続き、再びの快挙と言って良いだろう。ところで元素周期表だが、高校時代に暗記しようとしたことがある。そこで援用したのが語呂合わせによる覚え方である。いろいろあるが、例えばこんな具合ですある。
H He Li Be B C N O F Ne Na Mg Al Si P S Cl Ar K Ca
水兵リーベ僕の船七曲がりシップスクラークか
語呂合わせと言えば円周率も思い出す。こんな具合である。
π = 3.141592653589793238462643383279502884197...
身一つ世一つ生くに無意味違約無く身文や読む
ついでながら「いろは」は「色は匂へど散りぬるを我が世誰そ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず」と歌うが、これは平安時代末期に流行したそうである。昔から人は記憶法を考案してきたが、その知恵に感服する。欧米の人たちはこのような記憶法を持っているのだろうか? おや、新元素の話題から逸れてしまったようだ。どのような命名になるか興味津津である。

2016年1月5日

久しぶりにホームページの手直し


インターネットとの付き合いは長い。1995年、阪神淡路震災の際、草の根BBSを作り、微力ながら情報提供した。4月にインターネットに参加、8月に見よう見まねでホームページを作った。次にブログ、そしてソーシャルメディアと続き、現在に至っている。ふと思いついて、忘れかけていたホームページの手直しをした。現在のページは一昨年の夏に作ったもので「Camera Works」と題したものだった。自分の写真作品を網羅するつもりだったが、技術情報ファイルを含め、ピンホール写真関係で終わっている。どうもこの辺りが気になって、タイトルを内容に沿った「Pinhole Photography」に改め、ピンホール写真に限るページに変身させた。従って、今後作品を追加するようなことがあれば、当然のことながらピンホール写真に限ることになる。表紙のイラストは ©岡南杏奈さんが描いてくれたものを引き続き使った。現在のネットワーキングはブログが中心なので、更新は牛歩のごとくになると思われるが、なんとなくすっきりした気分ではある。

2016年1月4日

0105 市民連合 FIRST ACTION!


日 時: 2016年1月5日(火)12:00-13:30
場 所: 新宿駅西口(小田急線改札出口)
主 催: 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
詳 細: http://shiminrengo0105.strikingly.com/
登 壇: 小林節(慶応大学名誉教授) 香山リカ(精神科医) 蓮舫(民主党) 初鹿明博(維新の党) 志位和夫(日本共産党) 吉田忠智(社会民主党) 中野晃一(立憲デモクラシーの会) 瀧本知加(ママの会熊本) 本間信和(SEALDs) 他

2016年1月2日

初詣と共にネットワーキングもスタートした


昨年の正月は寒空の下の未明の初詣は億劫なのでやめたけど、今年は出かけた。5~6分も歩けば北野天満宮に行けるので横着したら駄目と思ったからである。途中、小雨模様になったが、不思議なことに月が出ている。太陽なら「狐の嫁入り」というのだが、月は何と呼ぶのだろうか。帰路、平野神社に寄った。初詣のハシゴである。というわけで2016年がスタートしたが。画像は私が管理しているFacebookのページ「アメリカンルーツ音楽」にポストしたものだ。今やソーシャルメディアなど、ネットは生活の一部になっている。従ってネットワーキングも同時にスタートした。というわけで本年もどうぞよろしくお願いします。

Facebook  American Roots Music on Facebook

2016年1月1日

方舟から一羽の鳩が…

北野天満宮(京都市上京区馬喰町)

あけましておめでとうございます。本年も当ブログの購読、どうぞよろしくお願いします。昨年のことになるが、12月23日付の日刊スポーツ紙電子版に、ニコニコとの共同企画による、日本共産党不破哲三前議長へのインタビュー「中心が自己陶酔型で後先考えない」が掲載されていた。一年を総括する意味で、印象的な記事だった。同党のシンパではないが、そのイメージの大きな転換を痛感する。スポーツ紙と動画共有サイトが企画したインタビューであることも、極めて今日的で意義深いものがある。政治家というより、むしろ人生の大先輩が幼い子どもを諭すような印象を受ける。老練にして卓越した意見として読んだが、その内容は的確で私の気持ちを代弁してくれた。一部を引用してみたい。
心ある自民党の人から慨嘆する声は聞こえてくるが、もう皆さん、議員(の立場)を引いている。現職議員は、「唇寒し」だ。自民党の政治は、実に荒くなっている。中心に立つ人が、自己陶酔型で、後先考えないでものを言ってしまう。東京五輪の(国立競技場に関する)新しい案ができるようだが、彼(安倍首相)は(IOC総会で)「世界で誰も見たことのない競技場をつくる」と約束した。しかしあんなふうに(白紙撤回に)なってしまい、いまだに案はできていない。原発の問題でも、「汚染水は完全にコントロールされている」と言ったが、それができれば、誰も苦労しないだろう。首相の言葉に、だれも後付けをしないし、検証もしない。新しいことをする時、前の自民党だったら、本当に綿密に準備をした。マイナンバーなんて、やってみたら、手数が足りずに配り切れないと。当人が(自宅に)いないと、何度配達に行かないといけない。今の郵便局のシステムを考えると、それができるかできないか検証したら分かると思うが。机の上で、大ざっぱな計算をしてやってしまったんでしょう。
議員の数を頼りに暴走を重ねる自民公明、東京オリンピックの開催が予定されている2020年まで政権を維持するつもりだと言う。大阪府市ダブル選挙を勝ち抜いた大阪維新の動向も看過できない。極右から政権を応援、憲法改悪に加担しようとしている。今まさに軍靴の響きが大きく鳴り響いているのである。暗雲が垂れこまれたままだが、しかしその隙間から一筋の光が漏れてきたのが救いである。政治団体SEALDsの出現によって、学生たちが街頭で抗議活動を始めたことである。いわゆる70年闘争の挫折以来、学生たちが反政府デモをしなくなって久しい。それが再び出現したのである。今年はこのような光が大きく拡散、あまねく世を照らして欲しいものだ。奪われつつある民主主義を取り戻し、平和憲法9条を守ることが私たちの責務である。方舟から一羽の鳩が飛び立とうとしている。オリーブの若葉を持ちかえるのを待とう。