2016年1月29日

大臣の首を取った週刊誌

週刊文春2月4日号

テレビを見る習慣はないが、昨夕、ネットで「甘利経済再生担当相が辞任表明」というフラッシュニュースが流れたので、流石にスイッチを入れた。一連の動きには関しては、すでに承知だと思うのでその詳細は割愛したい。要するに週刊文春がスキャンダルを暴露したにも関わらず、甘利氏を安倍首相はかばい続け、続投かとウンザリしていた矢先の電撃的なニュースだった。ニュース速報を英語で「Breaking News」というが、何しろ一週刊誌である週刊文春が大臣の首を取ったわけだから、まさに「破壊」に値する。同誌1月28日号は完売で、昨日発売の2月4日号もすぐに売り切れかと思い近所の書店を覗いてみた。いささか目立たないところにある書店のせいか、心配無用、入手できた。暴走する現政権に対し苛立ちを感じている国民は少なくないと思う。その鬱積を少し和らいでくれたのは、野党でも、新聞でも、テレビでもない。

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