2011年9月19日

男女間の悩みは今も昔も変わらないけど

縁切り縁結び碑 安井金比羅宮(京都市東山区東大路通松原上る) Fujifilm Finepix X100

清水寺の千体石仏群を撮ろうと出かけたが、途中で気が変わって「東山安井」でバスを降りた。縁切りで知られる神社を覗いてみようと思ったからだ。縁切り祈願といえば河原町通二条るにある法雲寺を思い出す。菊野大明神という通り名で知られているが、広く全国には知られていないようだ。薄暗い祠、無数の赤い提灯、何やら恐ろしげな雰囲気が漂っている。それに比べると、この金毘羅宮は何となくあっけらかんとして、明るい感じがしないでもない。境内に巨大な縁切り縁結び碑(いし)がある。形代(かたしろ)に願い事を書いて孔を潜るのだが、縁切りは碑の表から裏へ、縁結びは裏から表に抜けると祈願成就するという。参詣客を観察していると、片道ではなくみな往復している。おそらく「悪縁を絶ち、良縁を結ぶ」という願いなのだろう。ウェブサイトには「良縁に結ばれたご夫婦やカップルがお参りされても縁が切れることはありませんのでご安心を」とある。無論その通りなのだろうけど、しかし本来、あくまで縁切り、特に男女間のそれを願う人々によって支えられてきたのではないだろうか。男女間の悩みは今も昔も変わらない。連休中とあって、碑には若い女性たちが行列を作っていた。最近はこのようなパワースポットが人気があるらしく、ブームに便乗した感は拭えず、悲壮感は窺えない。

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