闇バイトとはソーシャルメディアや掲示板などで高額報酬をうたって募集される、違法行為に加担させられる犯罪実行の指示役やその実行犯のアルバイトを指す俗称。最大の特徴は「最初初は合法的な仕事に見えても、気づいた時には犯罪組織の逃げられない駒にされる」という点である。「ホワイト案件」「運び」「受け子」といった隠語が使われることもある。「1日3万円」「即日現金手渡し」など、通常のアルバイトではありえない好条件を提示して人を集める。応募の段階で、免許証の画像や顔写真、住所、家族構成、緊急連絡先などを送るよう要求される。一度送ってしまうと「辞めたい」と言っても「家に行く」「家族に危害を加える」と脅迫されてしまう。闇バイトに応募した人が指示役から命じられるのは、主に以下のような重大犯罪である。特殊詐欺:受け子(現金を受け取る)出し子(ATMから現金を引き出す)といった役回り。強盗は住宅に押し入り、金品を強奪する行為。最近の強盗事件の多くで、闇バイトで集められた若者が実行犯として逮捕されている。そして応募者は、最初に送った個人情報を盾に脅迫される。「警察に駆け込んだら家族を殺す」「自宅を知っている」と指示役から心理的に支配され、恐怖心から犯罪行為を断れなくなってしまう。逮捕されるまでその連鎖から抜け出せず、逮捕された際に「指示役は誰か知らない(匿名性の高いアプリでの連絡のみ)」という状況に追い込まれる。 非常に重要な注意点は「割の良い仕事」は存在しないことである。
つまり「誰でもできる」「即金性が高い」仕事で高額な報酬が支払われることは、法的にあり得ない。少しでも「怪しい」と思ったり、すでに連絡を取ってしまい個人情報を送ってしまった場合は、すぐに最寄りの警察署や警察の相談専用電話(#9110)へ相談することである。自分で解決しようとするのは非常に危険である。これらは単なるアルバイトではなく、人生を破滅させ、他人の人生を奪う犯罪である。もし身近な方や、ご自身でそのような情報を目にしても、絶対に興味本位でクリックしたり応募しないことである。犯罪組織は匿名性と追跡回避を徹底するため、一般的なソーシャルメディアやメッセージアプリを悪用する。Telegram(テレグラム)は最も頻繁に使われるアプリでメッセージの自動消去機能があり、証拠が残りにくい。Signal(シグナル)はテレグラムと同様、高い秘匿性とメッセージの暗号化を謳っているため悪用される。WhatsApp(ワッツアップ)は海外で主流のアプリだが、日本国内の勧誘でも使用される。ソーシャルメディアのダイレクトメッセージは「高額バイト」「即日即金」といった募集を行い、興味を示した相手を上記の秘匿性の高いアプリへ誘導するのが典型的な手口である。犯罪の指示役は、自分自身の安全を確保し、実行役を「使い捨ての駒」としか考えていない。少しでも怪しいと感じる高額報酬の募集には、絶対に応募しないことである。
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