2019年9月15日

ハイボール 昔の名前で 出ています

ハイボールバー1923(京都市下京区四条通小橋東入る)

煙草はずいぶん昔に止めたが、酒とコーヒーは絶つことができない。日本酒が一番美味しいと思うけど、糖分が気になるので、晩酌はもっぱら焼酎である。沖縄で呑んだ泡盛は例外だけど、焼酎が美味しいと感じたことは余りない。味を誤魔化すため、烏龍茶で割ることが多い。炭酸水といえば、外出した際、ハイボールを嗜むことがある。学校を卒業、赴任地が大阪だったが、先輩が最初に連れていってくれたバーが、堂島の「サンボア」だった。氷無しの角ハイボールが絶妙だったのが今でも思い出される。サントリーの角瓶は高級ウィスキーとは言えないが、あの絶妙さはおそらく、炭酸水との混合比率に秘密があるのだろう。それに加えて温度コント―ロール、すなわちウィスキーと炭酸水、グラスの冷やし加減によるものだと確信する。サンボアは京都にも三店があるが、寺町と木屋町はなぜかサントリー角ではなくニッカウヰスキー竹鶴である。寺町店は創業1918年だから、100年の歴史を持つ老舗だ。先代のマスターが頑固オヤジだったことを思い出す。なにしろつき出しのピーナッツの皮を、床に落とさないと怒られたし、その落とし方まで指図されたものである。昔はカウンターだけのスタンドバーだったけど、客が芸舞妓を連れて来るようになったので椅子を置いた、と語っていたのが懐かしい。ウィキペディア英語版は Highball を「日本で人気がある」と紹介している。その人気ゆえに酒場のメニューに欠かせないし、京都にもハイボール専門のチェーン店が進出している。

WWW ウイスキーと炭酸水の黄金比とは? 極上ハイボールの作り方

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