2017年10月18日

衆議院選挙は消去法で一票

立憲民主党のロゴ

もし「コンサバティブかリベラルか?」と訊かれたら、迷わず後者と答えるだろう。しかし支持政党がない無党派層で、投票はおおむね消去法で決めている。もうこれ以上の右傾化、ファシズムの台頭を許してはダメだ、という観点からの消去法である。私の選挙区の候補者は自民、希望、共産党の三人で、選択肢がない。自民、希望の党は「排除」せざるを得ないからだ。日本共産党の英語名は Japanese Communist Party で、共産主義者でない私はその名に違和感を覚える。若いころ下部組織である民青(日本民主青年同盟)と不快な確執経験をしたので長い間敬遠してきたが、最近はその気持ちがかなり和らいで、選挙状況によっては一票を投ずるようになった。ところで比例区だが、希望の党の失墜で浮上した立憲民主党がまず頭に浮かぶ。ツイッターやフェイスブックなど、ソーシャルメディアへの対応も好感が持てるし、オフィシャルサイトもなかなスマートである。僅か一週間で制作したというロゴもよくできていて感心する。広報戦略に長けたスタッフに恵まれていると言えそうだ。しかしながら気になることがないわけではない。参議員民進党の一部に再結集の動きがあることだ。民進党の中には世襲の自民党から出られなかった議員もいる、呉越同舟政党であることを忘れてはならない。選挙後に万が一、立憲民主党が民進党に吸収されたらまさに元の木阿弥、それこそ魅力のない野党第1党に後戻りしてしまう。これだけはちょっと勘弁して欲しいが、全く可能性がないわけではない。というわけで社会民主党とどちらかという悩ましい選択だが、投票日ぎりぎりまで判断を伸ばそうと思っている。

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