2012年10月25日

吉永小百合のフォノシートを買ってしまった

波浮の港 吉永小百合ベスト16曲(ビクターミュージックブック MBK-5007)

吉永小百合ベスト16曲
今日は25日、北野天満宮の縁日「天神さん」の日。秋晴れに釣られてぶらり覗いてみたら、吉永小百合の写真が視界に止まった。よく見るとフォノシートが入ったミュージックブックだった。別に私はサユリストではないが、いわば同時代の女優である。懐かしさの余り、購入してしまった。ベスト16曲とあるように収録曲は16曲で、以下の通り。
(1)若い二人の心斎橋(2)この夕空の下に(3)瀬戸のうず潮(4)波浮の港(5)伊豆の踊子(6)風と樹と空と(7)光る海(8)嫁ぐ日まで(9)雪坊主(10)若い東京の屋根の下(11)いつでも夢を(12)かわいい花の物語(13)草を刈る娘(14)虹子の夢(15)塞い朝(16)あすの花嫁
制作は日本ビクターで、定価480円とある。1960年代半ばに発売されたと想像され、32ページのブックレットの中に33.3回転の塩化ビニールのシートが入っている。調べてみたところ4シートのはずだが、2枚しかなかった。元の持ち主がページごと破り取ったのだろう。家に持ち帰ってプレーヤーにかけてみたところ、雑音が若干あるものの、聴くに耐えないほどではない。検索したところ、フォノシートをはじめ、ヴィンテージレコードの通販サイトが結構ある。LPレコードを所有していて置き場に困ってるくらいだから、さらなる蒐集はしたくない。ただ昭和を振り返るには、このような音源に触れるのも一興だと思う。

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